お金持ちになりたい……
将来への漠然とした金銭的な不安を抱える多くの人が1度は考えたことがあるのではないでしょうか?
不動産投資を上手に取り入れることで、給与所得だけではなし得ない、大きな資産形成が可能になります。
しかし誰もが不動産投資で資産を増やすことが出来る訳ではないのです。
では不動産投資で資産形成が出来る人と出来ない人では、何が違うのでしょうか?
不動産投資について情報を発信しているメディア「不動産投資の教科書」がお伝えします。
それではさっそく、都心で不動産アドバイザーとして多くの富裕層と接してきた筆者が、その明確な違いをご説明していきましょう。(尾嵜豪・不動産コンサルティングマスター、ウィンドゲート代表取締役)
不動産投資家になるための手順について詳しく解説している記事はこちら↓
1、お金持ち投資家は不動産価格が下がるまで待てる
よく冗談で「お金はお金持ちが好きだ」と言うことがあります。
これは、馬鹿馬鹿しい話だと一蹴することでしょうか?
もちろん、全てに当てはまる訳ではありませんがある真理を含んでいます。
不動産投資は株式投資と同じで、価格相場には大きな波があります。
例えば株価22,000円の時と株価7,000円の時では、その後の価格上昇の可能性が全く違うのがよく分かるのではないでしょうか。
不動産価格も同じで10年〜15年サイクルで上下を繰り返すと言われる相場の波があり、そのタイミングを掴むことが一番大事なのです。
ただし、多くの新米投資家は不動産営業マンの「銀行に預けているよりはお得」というお決まりのフレーズに乗せられて、最悪のタイミングであっても少しの利回りでも買ってしまうのです。
不動産投資は一に立地と言われますが、実は「一にタイミング」もある事をご存じでしょうか。
タイミングが良ければ他の条件の悪さは簡単に凌駕出来ます。
しかしタイミングが悪いと立地だけではカバー出来ないのです。
多くの富裕層は5年ぐらいじっくり待てるので、不動産投資で勝ちやすいと言うサイクルが生まれるのです。
2、富裕層は気持ちにも余裕がある
富裕層はお金に余裕があるために焦らないので、勝ちやすい。しかしお金だけでなく実は気持ちにも余裕があるのです。
不動産投資を行うに当たり、慣れていない人は立地ばかりに気を取られ買うタイミングを見ていない場合が多いのではないでしょうか。
時間を味方につけることが最も大切で、焦ると負けてしまいます。
株価と違い、逆張りという手法はありませんのでしっかりと不動産相場の移動平均線を見つけ、5年でも10年でも待つ事が大事です。
その間に資金を蓄え、不動産の知識を身につけ、不動産コンサルタントとの人脈を築いておく。それが一番大切なことではないでしょうか。
3、騙される人には医者・教授など知識水準の高い人が多い
実は騙される人は医者や大学教授など、頭が良く判断も誤ることが無さそうな人が多い事をご存じでしょうか。
これらの人たちは、本業が忙しい事、収入が一般的な人たちよりも少し多いことがポイントです。
本業が忙しいあまり、よく自分で判断したり調べる事をせずに一度信用したプロの営業マンに任せきってしまう事があります。
また実は本業以外の事にはあまり触れる機会がなかった事もその原因の一つでしょう。
専門家として知的水準は非常に高いのですが他のことになると時間もないため、ちゃんと調べてから投資を行うと言った事が少なく自分が動けるタイミングで動いてしまう事が多いようです。
相場が下がったタイミングで購入するのではなく任せきりにしてしまうため、不動産投資会社によって作られた良く出来た運用プランの罠にはまり搾取されてしまいがちと言えるでしょう。
まとめ
不動産投資で有利な資産形成を行うのに大切な考え方について、いかがでしたか?タイミングを見極める、時間をかけて情報収集する、信頼できる不動産コンサルタントを見つける、など実はお金持ちでなくてもできることです。
この記事が、皆様の資産形成の参考になれば幸いです。