コインチェックとは……?
暗号資産取引ををご検討中の方は、「コインチェック」をよく耳にするのではないでしょうか?
コインチェックとは、暗号資産取引をする取引所サービスの1つです。
暗号資産取引を行う際、最も重要なのは、取引所選びといっても過言ではありません。
取引所は、コインチェック以外にも様々なものがありますが、今回は国内最多の取り扱い通貨数を誇るコインチェックについてご紹介します。
- コインチェックとは
- コインチェックの特徴
- コインチェックの注意点
- コインチェックの取引き開始方法
この記事が、暗号資産取引、特にコインチェックを使用した取引にご興味がある方のお役に立てれば、幸いです。
仮想通貨に興味がある方は、以下の記事も併せてご覧ください。
資産運用には、本記事で紹介する暗号資産をはじめ、さまざまな方法があります。
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目次
1、コインチェックとは?
冒頭で、コインチェックとは、暗号資産取引所の1つであるとお伝えしました。
本章では、コインチェックの詳しい基本情報を解説します。
- コインチェックとは
- 販売所取引所のちがい
- コインチェックの特徴
(1)コインチェックとは
コインチェックは、2014年8月に運営を開始した取引所の1つです。
暗号資産の取引所は、数多くありますが、コインチェックは「国内最大級の取り扱い通貨数」「スマホアプリのダウンロード数No1」を誇っています。
(2)販売所と取引所の違い
仮想通貨の取引は、「販売所」と「取引所」で行うことができます。
では、販売所と取引所の違いとはどのようなものなのでしょうか。
販売所と取引所の違いは、大きく以下の2つです。
- 手数料
- 取引相手
①手数料
販売所は取引所と比較して、取引手数料が高いです。
手数料無料と記載されていても、実質的にはスプレッドといわれる手数料がかかります。
取引手数料は、取引のたびにかかるので、気付けば大損をしていたなんてことにもなりかねません。注意しましょう。
②取引相手
販売所は、個人と仮想通貨取引所で取引を行います。
一方で、取引所は個人と個人(取引所に登録しているユーザー同士)で取引を行います。
「販売所と取引所の違い」について、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
仮想通貨の取引所と販売所|違いや特徴、メリット・デメリットを解説
(3)特徴
本項では、コインチェックの特徴について、以下の6つご紹介します。
- 見やすくてわかりやすいデザイン
- 国内最多の取り扱い通貨数
- 取引手数料が無料
- 手続きが簡単
- 強化されたセキュリティ対策
- 多様なサービス
①見やすくて使いやすいサイト・アプリデザイン
コインチェックは、初心者でも簡単に操作が可能なサイトです。
暗号資産の現状把握ができる、わかりやすいアプリデザインで設計されています。
本来なら複雑な値動きのチャートや、取引画面も、シンプルにまとまったデザインです。
コインチェックには、スマホだけで取引が完了できる専用アプリもあります。
コインチェックでの暗号資産取引は、平日、土日関係なく24時間可能です。
パソコンだけではなく、使い慣れている方が多いスマホで、いつでも取引できることは大きなメリットではないでしょうか。
②国内最多の取り扱い通貨数
コインチェックは、取り扱っている暗号資産の種類が国内最大級を誇っていることが特徴です。
全部で、16種類の暗号資産を取り扱っています。(2022年4月時点)
豊富な量の暗号資産がそろっているため、選択の幅が広がります。
以下が取り扱っている暗号資産一覧です。
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③取引手数料が無料
取引手数料の種類は、以下の2つがあります。
- Maker手数料
- Taker手数料
コインチェックは、すべての暗号資産の取引手数料が「無料」です。
取引手数料は、通常トレードを行う毎に発生するので、大幅な費用削減につながるでしょう。
④手続きが簡単
コインチェックは、開始手続きが簡単にできてしまいます。
たったの3ステップ、最短1日で取引を開始することができます。
詳しくは、4、コインチェックの口座開設方法をご覧ください。
⑤強化されたセキュリティ対策
2018年に「NEM流出事件」があり、安全性が不安視されました。
しかし、その後、東証一部上場企業「マネックスグループ」に買収され、現在安全性は大幅に改善されています。
更なるセキュリティ対策として、GoogleAuthenticatorなどを用いた2段階認証を設定することができます。
コインチェック登録後に、必ず設定を行って、自身でセキュリティを高めましょう。
⑥多様なサービス
コインチェックは、暗号資産取引サービスだけではなく、様々なサービスを提供しています。
詳しくは、3、コインチェックサービスにて、ご紹介します。
2、コインチェックを利用する際の注意点
ここまで、コインチェックの魅力的な特徴についてお伝えしてきました。
しかし、コインチェックでの仮想通貨の取引には、注意点もあります。
注意点もしっかり把握したうえで、暗号資産取引を行いましょう。
コインチェックを利用する際の注意点は、以下の2つです。
- レバレッジ取引サービスがない
- スプレッドが広い
(1)レバレッジ取引サービスがない
コインチェックは、レバレッジ取引サービスが2020年に廃止されているため、現在は対応していません。
レバレッジをかけて、大きく利益を得たい方には、少し物足りないかもしれません。
レバレッジ取引サービスが可能な取引所もありますので、レバレッジをかけたい方は、そのような取引所を利用しましょう。
(2)スプレッドが広い
スプレッド……仮想通貨の「売値」と「買値」の価格差のこと。実質的な取引手数料。 |
コインチェックは、スプレッドが若干広めに設定されています。
スプレッドは、気付かぬうちに取られている可能性があります。
取引所を選ぶときは、スプレッドにも着目しておきましょう。
3、利用すべきおすすめのコインチェックサービス
コインチェックは仮想通貨取引だけではなく、様々なサービスを提供しています。
- Coincheck暗号資産サービス
- Coincheckつみたて
- Coincheckでんき
- Coincheckガス
(1)Coincheck貸暗号資産サービス
コインチェック貸暗号資産サービスとは、ユーザーが持っている暗号資産を一時的に取引所に貸し出すことで、利子を得ることができるサービスです。
暗号資産を貸し出している期間は、売却ができないので注意してください。
ポイントは以下の3つです。
①最大年率5.0%で暗号資産が増える
②全種類の暗号資産に対応
③コインチェック口座所有者は面倒な手続き不要
(2)Coincheckつみたて
コインチェックつみたてとは、毎月一定額を自動で積み立て、安定した暗号資産投資ができるサービスです。
ポイントは以下の3つです。
①月々1万円から積立可能で、いつでも少額から始められる
②積立で長期的で安定した暗号資産投資
③入金から購入まですべて自動なので購入タイミングが分からない初心者でも安心
(3)Coincheckでんき
コインチェックでんきとは、電気料金をお得にできる電力サービスです。
ポイントは以下の3つです。
①電気料金の1~7%がビットコインとして付与される
②既存の電力サービスが1~7%割引される
③国内外で実績豊富な電力会社と連携しており電力品質も保証されている
※①か②が選択できます。
(4)Coincheckガス
コインチェックガスとは、東京ガス利用者は東京ガス料金をお得にできるサービスです。
ポイントは以下の3つです。
①ガス料金の3%分がビットコインとして付与される
②ガス料金が3%割引される
③既存のガスサービスからの切り替え費用0円
④ガス管などの工事不要
※①か②が選択できます。
※東京ガス利用者のみ適用されます。
4、コインチェックの口座開設方法
たったの3ステップで取引を始められてしまう手軽さです。
①アカウント登録
②スマホを使って本人確認
③本人確認書類の提出
④最短1日で取引開始
以下の3点に当てはまる方は登録できないので、注意が必要です。
- 20歳未満の方
- 75歳以上の方
- 日本国外に居住している方
まとめ
今回は、仮想通貨の取引所サービス「コインチェック」について解説しました。
ここまで見てくださった皆さんにとって、コインチェックは、取引通貨数国内最大級やアプリダウンロード数No1など、魅力的な要素が多かったのではないでしょうか?
気軽に始めやすいようなサービスも充実しているため、初心者の方にはおすすめです。
取引所選びは、暗号資産取引を行う際、最も重要ともいえます。
紹介したコインチェックだけではなく、多数の取引所サービスが存在するので、自分に合った取引所を選びましょう。
この記事が、仮想通貨投資をご検討中の方の、お役に立てれば幸いです。