• 投資信託, 資産運用
  • 2022/6/21

レバナスとは?暴落で話題のレバナスについて解説

レバナスという言葉を、SNSやネットニュースで目にしたことがありますか?

レバナスとは、投資信託のひとつで、2021年からSNSを中心に個人投資家の間で話題になっています。

さらに2022年に入り、「暴落」「大損」といったワードで話題にあがることが増え、興味を持たれた方もいらっしゃるかもしれません。

そこで今回は、

  • レバナスとは何か
  • なぜ話題になっているのか
  • レバナスのメリットとリスク
  • レバナス投資を始めるには

についてまとめました。

レバナスとは何か、レバナスは今後どうなっていくのか知りたい方にぴったりの記事となっています。

資産運用全般については、資産運用とは?|金融商品の種類、メリットデメリット徹底解説で詳しく解説しています。

ぜひ併せてお読みください。

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1、レバナスとは

この章では、レバナスについて解説します。

(1)レバナスとは

レバナスとは、「レバレッジ」と「NASDAQ100」を合わせた言葉の略称で、NASDAQ100指数を対象とし、値動きにレバレッジを効かせた投資信託やETFのことをいいます。

具体的な投資商品としては、

投資信託の

  • iFreeレバレッジNASDAQ100(2018年10月運用開始)
  • 楽天レバレッジNASDAQ-100(2021年11月運用開始)

米国ETFの

  • TQQQ
  • QLD

があります。

一般的に「レバナス」といえば、投資信託のiFreeレバレッジNASDAQ100と、楽天レバレッジNASDAQ-100のことを指します。

(2)iFreeレバレッジNASDAQ100と楽天レバレッジNASDAQ-100の違いは?

①運用方針

どちらのレバナスも、日々の基準価額の値動きがNASDAQ100指数(米ドルベース)の値動きの2倍程度となることを目指して運用されるファンドです。

運用方針に大きな違いはありません。

②販売手数料

販売手数料とは、投資家が販売会社に払う購入時手数料のことです。

  • iFreeレバレッジNASDAQ100…上限2.2%
  • 楽天レバレッジNASDAQ-100…上限3.3%

iFreeレバレッジNASDAQ100のほうが低く設定されています。

しかし、ネット証券では販売手数料が無料になっているケースが多いため、ネット証券での購入をおすすめします。

③信託財産留保額

信託財産留保額とは、投資信託を購入または解約する際にかかる手数料です。

信託財産留保額については、どちらのレバナスもかかりません

④信託報酬

信託報酬とは、投資信託を保有している間、投資信託の保有額に応じて支払う費用です。

  • iFreeレバレッジNASDAQ100…年間0.99%
  • 楽天レバレッジNASDAQ-100…年間0.77%

楽天レバレッジNASDAQ-100の方が低く設定されています。2種類のレバナスの大きな違いは、信託報酬であると言えるでしょう。

 

投資信託の概要は、「目論見書」で確認できます。実際に購入する際には、必ず目論見書に目を通しておきましょう。

iFreeレバレッジNASDAQ100の目論見書はこちら

楽天レバレッジNASDAQ-100の目論見書はこちら

(3)NASDAQ100指数とは

NASDAQ100指数とは、米国NASDAQ市場に上場する銘柄の中で、金融業を除いた上位100社の株式で構成される株価指数のことをいいます。

NASDAQ100指数の算出は、1985年1月31日に開始しました。

NASDAQは、ニューヨーク証券取引所(NYSE)と並ぶ米国の代表的な株式市場の一つです。

上場している企業はマイクロソフトやアップル、グーグルの親会社であるアルファベットなど、ハイテク関連やインターネット関連の新興企業が中心となっています。

NASDAQ100を構成する銘柄の時価総額上位10社は、以下の通りです(2021年12月時点)。

その他すべての構成銘柄は構成銘柄一覧|NASDAQ100特集|大和アセットマネジメントで確認することができます。

(4)レバレッジとは

レバレッジは「てこ」を意味する言葉で、小さい力で大きな力を生み出す仕組みである「てこの原理」に、小さな金額で大きなトレードができる仕組みをなぞらえたものです。

少ない資金で大きな金額の取引ができる仕組みを「レバレッジ効果」と呼びます。

レバレッジを効かせた投資は、

  • FX
  • 株式の信用取引
  • レバレッジ型投資信託
  • レバレッジ型ETF
  • 仮想通貨のレバレッジ取引
  • CFD取引
  • 不動産投資
  • 他人資本を用いたビジネス

などが挙げられます。

2、レバナスのメリットと話題になった理由とは

この章では、レバナスのメリットと、話題になった経緯について解説します。

(1)レバナスのメリット

①NASDAQ100のパフォーマンス

レバナスの最大のメリットは、NASDAQ100指数が非常に伸びている、という点です。

下図は、NASDAQ100指数のチャートです。2021年には、2015年の3倍以上に上昇したことがわかります。

出典:https://www.google.com/finance/quote/NDX:INDEXNASDAQ?sa=X&ved=2ahUKEwiLl7fL7a74AhUkIqYKHarGDXEQ3ecFegQIAxAY&window=MAX

Apple社のiPhoneやMac、Amazon社が運営するAmazonでの買い物、Alphabet社傘下のGoogleでの検索。

NASDAQ100指数を構成する会社が提供するサービスは、今や生活に欠かせないものとなっている、という人も多いため、NASDAQは今後も伸びていくと考えるのは自然な流れと言えるでしょう。

さらに2倍のレバレッジを効かせることで、効率よくNASDAQ100指数の成長に投資することができるのです。

②小額から始められて、分散投資ができる

レバナスのメリットとして、100円から投資できる点が挙げられます。

小額から始められるということは、現時点でまとまった余剰資金がない場合でも、積立投資ができるということです。

また、レバナスを購入することで、自然とNASDAQ100指数の構成銘柄への分散投資ができる点もメリットと言えます。

(2)ハイリターンが狙える商品と話題に

2021年、NASDAQ100指数は右肩上がりに成長しています。

特にハイテク株の上昇に伴いNASDAQ100指数も上昇した夏頃から、ハイリターンが狙える投資信託としてレバナスが注目されるようになりました

twitterなどのSNSや、youtubeで投資系インフルエンサーと呼ばれる人たちが紹介したことから、一気にレバナスという商品が話題になり、人気に火がついたようです。

3、レバナスは危険?レバナスのリスクを解説

この章では、レバナスのリスクと、運用する上での注意点を解説します。

(1)レバナスのリスクとは

①ハイリスクでもある

NASDAQ100指数には値動きが大きい新興企業も含まれていることに加え、2倍のレバレッジをかけているため、ハイリターンが狙えると同時に、ハイリスクでもあります。

実際に、2015年から続いた上昇は2021年11月をピークに下がり続け、2022年6月にはピークに比べ50%以上下落しています。

ネットで話題になり、盛り上がっていた頃に投資した人の中には、大損を出してしまった人もいることでしょう。

②繰上償還の可能性がある

繰上償還とは、あらかじめ決まっていた信託期間が終了する前に、投資信託の運用が終了することです。

レバナスの場合、信託期間は無期限なので、運用を終了することが繰上償還にあたります。

レバレッジ型投資信託の場合、レバレッジによって株価下落の影響が大きくなると、基準価額や純資産総額が大幅に下落し、繰上償還になる可能性があるのです。

基準価額や純資産総額の下落により繰上償還になる際には、ほとんどの個人投資家は損が出ている状態のため、資産を減らしたまま強制的に損切りすることになります。

(2)レバナスのデメリットとは

①インデックスファンドに比べて信託報酬が高い

指数に連動したインデックスファンドの信託報酬は、0.5%位が相場になっています。

レバナスはレバレッジをかける分、信託報酬が1.5~2倍ほど高いのです。

レバナスを推奨する投資系インフルエンサーの中には、「下落しても積立投資を続けていれば相場は回復する」と主張する人もいます。

しかし、回復を待って長期保有すればするほど、コスト負担も大きくなることを忘れないようにしましょう。

②積立NISAに対応していない

レバナスの運用会社や販売会社、レバナスを推奨する人の中には、「ツミレバ投資」と言って長期積立に向いた商品だと紹介する人もいます。

しかし、レバナスを含むレバレッジ型の金融商品に関しては、2021年6月に金融庁が「主に短期売買により利益を得ることを目的とした商品」として注意喚起を行っています。

実際に積立NISAにも対応していないことからも、長期積立をする際にはリスクを十分に理解した上で、始める必要があると言えるでしょう。

(3)レバレッジ投資信託の運用方法

レバレッジ投資信託は、上昇局面での短期投資で利益を狙うことに適した商品です。

短期投資する場合は、利益確定と損切りをあらかじめ決めておくことが重要です。

利益確定と損切りという「出口」をあらかじめ決めておかなければ、結果的に長期投資になってしまう可能性が高くなります。

また、下落して解約(売却)のタイミングを失ってしまうと、資産を動かせなくなってしまい、他の金融商品での資産運用の機会を失ってしまうことにもつながるのです。

4、レバナスはどこで買える?

この章では、レバナスの販売会社とおすすめの証券会社を紹介します。

(1)iFreeレバレッジNASDAQ100の販売会社

iFreeレバレッジNASDAQ100の販売会社は、22社あります(2022年6月現在)。

https://www.daiwa-am.co.jp/funds/detail/3377/detail_sales.html?sct-detailsを元に作成

(2)楽天レバレッジNASDAQ-100の販売会社

楽天レバレッジNASDAQ-100の販売会社は、楽天証券1社のみです(2022年6月現在)。

ただし2021年11月に運用開始したばかりですので、今後販売会社が増える可能性は大いにあります。

(3)レバナスを買えるおすすめの証券会社

レバナスは、2種類とも販売会社により購入時手数料が異なります。

ネット証券であれば、ノーロードと言って購入時手数料がかからない投資信託が数多くあるのでおすすめです。

レバナスの購入時手数料が無料のネット証券を、3社紹介します。

①SBI証券

口座開設数、手数料の安さ、IPO銘柄の取扱数、外国株取扱国数がトップクラスなのがSBI証券です。

ノーロードの投資信託が2664本(2022年6月現在)あり、レバナス以外の投資にも使いやすい証券会社となっています。

出典:SBI証券

②楽天証券

楽天証券は唯一、2種類のレバナスを販売しています。

株の売買や投資信託の積立で楽天ポイントがもらえて、もらったポイントをさらに投資に使うことができるため、「楽天経済圏」に入っている方に特におすすめの証券会社です。

出典:楽天証券

③松井証券

松井証券は、投資情報ツールが無料で使えたり、電話やチャットで問い合わせができる点が初心者にやさしい証券会社と言えるでしょう。

25歳以下であれば、株式の現物取引が無料となっています。

出典:松井証券

ネット証券おすすめ10選!自分に合ったネット証券を選ぶポイントも解説の記事では、10個のネット証券を比較できます。

ぜひ併せてお読みください。

まとめ

今回は、SNSを中心に話題になっているレバナスについて解説しました。

レバナス投資については、「レバナス最強」という賛成派と、リスクが高く投資効率が悪いという否定派が存在しています。

レバナス投資した人の中には、自分でよく調べずに投資系インフルエンサーが推奨しているのを鵜呑みにして、投資をした人もいるようです。

大事な資産を効率よく安全に増やしていくためにも、投資する際には様々な方面からの情報を得て、よく調べてから投資することを心がけましょう。

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