• 不動産コラム
  • 2019/7/19 (更新日:)

なぜパワーカップルはタワーマンションを好むのか

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なぜパワーカップルはタワーマンションを好むのか

老後2,000万円問題でモデルとなった家庭は「お父さんがサラリーマンでお母さんが専業主婦」だそうですが、今は都心を中心にそのモデルは変化しており、パワーカップルと言われる世帯が不動産市場にも影響を与えています。

今回はそのパワーカップルと不動産の関連性について解説して行きましょう。(田井能久・不動産鑑定士、ロングステイアドバイザー、タイ・バリュエーション・サービシーズ代表取締役)

・パワーカップルをおさらいしよう

パワーカップルとは簡単にいえば年収が高い共働き夫婦を指しますが、厳密な定義は無く大体以下のような条件の夫婦を指すようです。

(1)男女とも政治家などで権力を持っている
(2)夫が年収1,600万円以上、妻が1,000万円以上
(3)夫婦とも年収700万円以上
(4)夫婦の年収が1,000万円以上

一般的には日本のサラリーマンの平均年収が420万円と言われていて、その倍以上に当たる1,000万円の年収があると一流と考えられているため、世帯所得としては少なくとも1,000万円以上ある夫婦でないとパワーカップルとは呼べないのではないでしょうか。

・パワーカップルの特徴は?

会社で高いポジションについている男性も女性もお互いに高めあう関係性を求める傾向にあるようで、自分と同じくらいお給料をもらっているか、それ以上の人を伴侶にする傾向があるようです。

また夫婦とも忙しいため外食が多くなったり、選ぶのに時間がかかる洋服や車、趣味や習い事、ゴルフなどの付き合いにも積極的な消費活動を行っています。

もし夫または妻が世帯収入のほとんどを占めていた場合には、収入を得ている相手になにかあったら一気に収入が途絶えてしまう事もあり結果的に慎重な行動をとらざるを得ないですが、パワーカップルの場合は両方で稼ぐ安心感から消費行動が積極的になる場合もあるということでしょうか。

パワーカップルは夫婦共に金銭面でのバランスが取れていて、お互いが自由にお金を使い合えるといった特徴があります。

・なぜタワーマンションにパワーカップルが多いのか

パワーカップルはお互いが多忙な事もあり、基本的には時間が節約できるものへ対価を払う傾向にあるようです。

住居を選ぶ場合も、基本的には勤務時間が1時間以上掛かるところは視野に含めず、都心でさらに駅からの距離も2人合わせて何分、という単位で計算していくため、駅から3分や5分などのやや近すぎるぐらいを好むようです。

また子供の保育園や病院なども全て自宅近くにある立地を好むため、全てがまとまって存在している都心のタワーマンションは、条件を満たす物件として多くのパワーカップルに選ばれていると言えるでしょう。

・不動産も世間のニーズに合わせて変化する

不動産選びでも一定の傾向を示すパワーカップルは、今後増えることはあれ、減る可能性は少ないと筆者は考えます。

不動産は人々の働き方の変遷にも影響を受けて求めるものが変化していくため、世間における様々なニュースや政府の施策などに注意していく必要があります。

今後不動産業界も、住む人が望む時短などの条件に寄り添って行けるものでなければ競合に勝って生き残ることがますます難しくなってくるでしょう。

このようなケースも頭に入れて、不動産投資に挑戦してみてはいかがでしょうか。

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