「30代。ライフイベントが増えてくる年齢で、出費がかさんでいるので将来が不安……」
女性の30代は仕事で大きなプロジェクトを任される経験をしたり、結婚、出産など生き方の選択肢が増えてくる年代ではないでしょうか。
一方では老後の日常生活費、仕事と育児の両立などの不安がある方も多いでしょう。
公益財団法人生命保険文化センターの調査によると、30代女性の約55%はすでに老後保障に対する私的準備を始めていると回答しています。
30歳から65歳まで資産運用をする場合、投資期間は35年もあります。
リスク分散の面から考えても、長期的な視点で資産運用プランを計画することで、仕事とプライベートを充実させるためのバックアップをすることも可能です。
今回は、
- 30代女性の資産形成に不動産投資がおすすめな理由
- 30代女性が不動産投資をすべき理由(1)実は自己資金なしでも始められる
- 30代女性が不動産投資をすべき理由(2)将来の備えになる
- 30代女性が不動産投資をすべき理由(3)女性ならではの視点が役立つ
など、30代女性の不安を軽減する手段として、なぜ不動産投資が良いのか具体的な理由について、不動産投資に関連する情報を発信しているメディア「不動産投資の教科書」が詳しくお伝えしていきましょう。(小山智子・不動産コンサルティングマスター、ファイナンシャルプランナー)
この記事をお読みの方は、以下の記事も併せてご参照ください。
目次
1、30代女性の資産形成に不動産投資がおすすめな理由
ローリスクと考えられている普通預金や定期預金ですが、インフレになった場合には、資産価値は目減りすることになることはご存じでしょうか。
また、株式や投資信託、FX、積立投資(イデコや積立NISA)といった金融商品の場合も、収益性の高い金融商品は安全性が低かったり、流動性が高い商品は低い収益性しか期待できないこともあります。
一方で不動産投資は、投資対象物件を自身の目で確かめることができ、銀行金利より高い利回りが期待できるほか、その価値が急に落ちるなどのリスクが比較的小さい投資手段なのです。
また、不動産投資は不動産を購入し、貸し出した不動産から家賃収入を得るという経営です。
会社員で不動産投資するサラリーマン大家の場合は、給与の他に安定した収入が得られるので心のゆとりが生まれるのではないでしょうか。
2、30代女性が不動産投資をすべき理由(1)自己資金なしでも始められる
不動産投資は金融機関からの融資を利用して経営することができ、投資物件や条件などによってはフルローンを利用できるケースもあります。
貯蓄額を減らしたくない、自己資金が少ない場合でも不動産経営を始めることができます。
3、30代女性が不動産投資をすべき理由(2)将来の備えになる
30代女性はライフステージが変化して行き、そのために自分でお金を増やしていくことがより重要となってきます。
もし独身で過ごすなら自力で私的年金を貯えておくことも必要ですし、結婚や出産によって退職や育休などで収入が減る場合もあるのではないでしょうか。
ジブラルタ生命の「働く女性のホンネについての調査」によると「子供が小さいときは家にいてあげたい」と思う就業女性は8割半にものぼります。
また、インヴァランスの実施した全国の不動産投資を行っている20代~30代の女性へ『女性のお金と投資に関する意識調査』によると、96.7%が不動産投資を始めて良かったと回答しています。
その理由としては、「手間がかからない」「長期的な投資ができる」が同率35.0%、「収益が安定している」が33.3%となっています。
この結果からも、キャリアアップや結婚・子育てなど忙しい中でも、手間がかからず長期で安定した投資をつづけられていることが予想できるのではないでしょうか。
4、30代女性が不動産投資をすべき理由(3)女性視点が役立つ
良い不動産との出会いには、人とのつながりが大切です。
一般的に女性はコミュニケーション力が高いと言われています。
そのコミュニケーション力を活かすことができれば、希望の物件を手に入れる道筋を見つけることも可能ではないでしょうか。
また賃貸物件に住んでいる場合は、自分が客としての立場で賃貸物件を選んでいるのでので、良い投資物件を選ぶときの強みになります。
まとめ|まずはライフスタイルを意識しよう
今回は、30代女性が不動産投資をするべき理由について紹介しました。
いかがでしたでしょうか。
30代女性に重要なことはライフステージの変化を予想した長期的視点を持つことです。
長期的な視点をもって資産形成をすることで、人生の選択肢も増えて、自分が望むライフスタイルをチョイスすることも可能となるのではないでしょうか。