• 不動産投資, 不動産投資のはじめ方
  • 2024/4/20

女性が不動産投資に向いている理由と活かしたい「2つの強み」

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女性の投資家で成功している人はどんな人でしょうか?

女性の不動産投資というと、かつては資産家で老後生活を過ごす高齢のオーナーというイメージがあります。

しかし、今どきの女性不動産投資家は全く異なる人たちです。

「手持ちの資産がなくても女性が不動産投資を始めるには何を準備すれば良いのか?」

「女性ならではの強みを活かして投資を成功させるにはどうすれば良いのか?」

今回は、

  • 働く女性は不動産投資で経済的安心を手に入れるべき
  • 女性が不動産投資家に向いていると言われる5つの理由
  • 働く女性の不動産投資に活かしたい2つのこと
  • 働く女性が不動産投資家になって安定収入を得るまでの4つのステップ
  • 成功している女性不動産投資家ブログ7選

などについて解説します。

不動産投資に関連する情報を発信しているメディア「不動産投資の教科書」が、働く女性が不動産投資を始めて成功するためのロードマップを提示していくのでご参考になれば幸いです。

この記事を見ている人は以下の記事を読むとさらに理解が深まります。
不動産投資家への最短4ステップと参考にしたい5人の投資家








初心者が知っておくべき不動産投資のバイブル
初心者が知っておくべき
不動産投資のバイブル
  • 不動産投資に興味があるけど何から始めていいか分からない…
  • 営業マンのいうことを鵜呑みにして失敗したくない…
  • しっかりと基礎から学び、できる限りリスクを避けたい…
  • 今は不動産投資の始めどきなのか?
  • 安定収益を得るための不動産投資物件の選び方
  • 不動産投資の失敗例から学ぼう


1、働く女性は不動産投資で経済的安心を手に入れるべき

経済的な自立は、多くの女性が強く意識することです。

あまり好ましいデータではありませんが、3組に1組が離婚をするご時世です。就職→結婚→出産という人生のストーリーを順調にこなしてきた方が、いつその先に「→離婚」というストーリーが付いてしまうか分かりません。

その時に女性が強く意識するのが、離婚後の「お金」です。離婚せずに結婚生活を続けたとしても、夫の年収が生活に充分な生活費を確保できない場合や、失業で収入が途絶えるというリスクもあるのです。

最初から離婚を前提としているわけではありませんが、男性の収入に依存しない経済的自立が人生のリスクヘッジになることは間違いありません。

人生のリスクヘッジが重要であることは、結婚をしないという選択をした方にとってはより顕著になります。

リタイアをした後の収入源を確保し、何か想定外の事態が起きた時であっても自己所有物件に住むこともできるので、その意味でもリスクヘッジができます。

さらに、老後生活における日本の年金に対する不安も解消する一つの方法になりえます。

経済的な自立と、リスクヘッジ。女性にとって非常に重要なお金のテーマを解決してくれる有効な選択肢が不動産投資であるとして、注目が集まっているのです。 

2、女性が不動産投資家に向いていると言われる5つの理由

(1)女性のライフスタイル変更に合わせやすい

女性は男性と異なり、結婚をきっかけに出産、育児など結婚する前にと比較して、自分の時間が圧倒的に少なくなります。

株など動きを随時チェックする投資商品だとライフスタイル変更より継続することが難しくなり中には手放さなければいけない商品も出てきます。それに比較して不動産投資は定期的に入金の確認をするなど自分の都合に合せて対応することができることからライフスタイルの変更に強い投資商品と言えます。

つまり、女性だからこそ不動産投資をすべきとも言えるでしょう。 

(2)ミドルリスク&ミドルリターンの安定した投資である

不動産投資をお考えの女性の中に「たくさんお金を稼ぎたい」という野心から不動産投資を考えている方はそれほど多くないと思います。自分が経済的に独立できるだけの収入源を確保して、自由なお金や時間、そして自由な選択肢を手に入れたいというお考えの方が優先順位が高いのではないかと思います。

そんな人にとってハイリスク&ハイリターンの投資商品はリスクが高すぎて安心できませんし、ローリスクすぎると今度は満足のいく収入システムが構築できません。

自由なお金と時間で自分らしい人生を手に入れたいとお考えの方が多い女性にとっては、ミドルリスク&ミドルリターンの不動産投資が適しています。

(3)管理会社との付き合いが男性よりも上手

「不動産は管理から買いなさい」という言葉があるように、不動産は管理形態によって資産価値が大きく変わるうえ、管理会社の対応などによって入も居者の入居付けや入居期間も大きく変わります。

管理会社とは日頃から定期的に打合せをしたり、お中元やお歳暮などを送るなど細かい気遣いが大切になってきます。そういう細かいところは男性と比較して女性の方が向いていて、管理会社といい関係と築けることが不動産投資の成敗に大きく関わると言えるでしょう。 

(4)貯金が得意である

これは個人差があるので批判を覚悟で申し上げますが、全体を通じて男性より女性の方がコツコツとお金を貯めることができる傾向があります。事実、若くして不動産投資家になる方の中には20代で1,000万円近い貯金を作った人が多くいます。ちなみにそういう人のことをネットスラングで「富女子(ふじょし)」と呼ぶそうです。

これだけの自己資金があると信用度が高くローン審査にも通りやすくなるので、不動産投資が絵に描いた餅に終わらず実際に始められる実行力につながります。

筆者の経験上、20でそこまでの貯金を作った男性はあまり見かけず、逆に女性であればそんな人が何人もいたので、男女を比較した際に、この傾向は確かにあると思いました。

3、働く女性の不動産投資に活かしたい2つのこと

(1)女性目線の立地条件

不動産の価値を決めるのは、一にも二にも立地です。

不動産」と呼ばれているように動かない資産なので、その資産がどこに建っているのかは価値の大半を決めます。

不動産投資家として立地条件で物件選びをする際には目利きが求められます。通常はパートナーとなる不動産会社からのアドバイスや提案を受けて立地条件を絞り込んでいきますが、最終的に投資判断をするのは投資家本人です。

それでは、女性目線の立地条件とはどんなものでしょうか。

①セキュリティ、治安

無差別に悪事を働く凶悪事件の報道などがあると目に付くのは、被害者に女性が多いことです。女性入居者は男性が思っている以上にこのことを重視しており、周辺の治安で物件選びをする人も少なくありません。

最寄り駅から物件までの道のりに夜になると暗いところや、ちょっと身の危険を感じるような雰囲気のところがあると敬遠されるのは言うまでもありません。物件そのもののセキュリティ設備も今や常識になりつつありますが、その周辺の治安も重視したいところです。 

②日々の買い物

一人暮らし、ファミリー世帯のいずれであっても女性にとって日々の買い物がどれだけ便利かは生活に深く関わる部分です。スーパーや商店街などが近くにあることはそれだけでプラス要因になるので、立地条件で物件を探す際には考慮したい部分です。

その他にもファミリー世帯であれば学校や公園、図書館、病院などの公共施設が近いこともプラス要因となります。

③実は不人気?「デザイナーズ物件」や「眺望」

トレンディドラマに登場するようなデザイナーズ物件や、タワーマンション高層階の眺望など、これらも女性が好みそうなポイントであると思いきや、実は意外に不人気であることをご存知でしょうか。これらのポイントはどちらかというと男性に好まれる要素です。

こうした見た目よりも、日々の生活を便利・快適にしてくれる物件を好むのが女性目線です。女性不動産投資家としては、この部分も大いに採り入れて女性に愛される物件を選びたいものです。

(2)女性ならではの内装、設備づくり

女性に好まれる内装や設備についてを、やはり最もよく理解できるのは同性である女性でしょう。

では、女性に好まれる内装や設備とはどんなものでしょうか。

それを紐解くヒントとなるのが、リクルートの不動産ポータルサイト「スーモ」がまとめた調査結果です。

シングル向けの調査結果なのですが、「付いていて当たり前」「付いていないと部屋を借りない」という辛辣なアンケート結果です。そこから入居者が賃貸住宅に何を求めているかを知るヒントになりますので、1位から10位までを見てみましょう。 

1バス・トイレ別
2エアコン
3クローゼット
4フローリング
52階以上
6ガスコンロ付きキッチン
7バルコニー
8独立洗面台
9マンション
10オートロック

出典:一人暮らしのシングルに聞いた 設備ランキング 2017(スーモ)

生活に密着した設備やセキュリティに関するものが多くを占めています。

6位の「ガスコンロ付きキッチン」からは女性が本格的な料理に使いたいという意図が、7位の「独立洗面台」からは洗顔などを少しでも快適にしたいという思いも見て取れるので面白いと思います。これらののニーズに気づけるのは、やはり女性オーナーではないかと思ってしまいます。

物件選びの際には、こうしたデータを参考にしながら女性目線の物件選び、物件づくりをすると入居率アップにつながるでしょう。

4、働く女性が不動産投資家になって安定収入を得るまでの4つのステップ

(1)物件ゼロの人が不動産投資家になるまでの大まかな流れ

既存の物件をお持ちでない方が不動産投資家になるためには、収益物件を購入する必要があります。最初に資金計画や投資計画を立て、その計画に合致する物件を探します。物件を購入したら管理会社を選んで入居者を募集します。物件に入居者が入った後は、家賃収入の管理というのが大まかな流れです。

これだけだととても簡単で今すぐにでも完了しそうなニュアンスもありますが、それぞれのプロセスには押さえておくべきことも多いので、次項より順を追って4つのステップで解説します。

(2)資金計画、投資計画を立てる

不動産投資が株や投資信託といった他の投資商品と大きく異なるのは、現物不動産という高額商品を購入する必要があることです。全額を現金で用意できるのであればあまり考える必要はありませんが、ほとんどの場合はローンを利用することになるでしょう。

その時に重要になるのが、資金計画です。自己資金がいくらあって、そこからどのクラスの物件を狙うのか、そしてローンを毎月どれくらい返済して何年で完済するのかといった計画です。自分で住むための物件であれば住宅ローンの35年払いでいいかも知れませんが、収益物件の場合は事業性のローンを利用する必要があります。

自己資金が20%で残り80%をローンで調達するのが一般的とされていますが、これについては物件や投資家本人の属性によってはこの限りではありません。あくまでも目安です。

目安とはいえ、その後の返済を考えてもひとつの基準にはなるので、自己資金として500万円を用意できる方であれば2,500万円の物件といった具合に狙ってみてはいかがでしょうか。

(3)物件探しと不動産会社探し

物件探しをするということは、物件購入の仲介をしてくれる不動産会社を探すことでもあります。後々までパートナーとして付き合うことになる不動産会社なので、信頼できるかどうか、人間的に合うかどうかといったことを含めて物件選びと同時に不動産会社選びをしていることになります。

この記事でも何度か述べているように、物件探しは女性目線が発揮される場面です。最近では女性入居者のニーズを意識して女性担当者が一緒に物件探しをしてくれる不動産会社も多くなっているので、女性の強みを発揮したコンセプトで不動産経営をするのであれば、そこにこだわっても良いかも知れません。

収益物件の提案や仲介を行う会社のことを、不動産投資会社と呼ぶこともあります。「不動産投資の教科書」では数ある不動産投資会社の中から厳選した50社を「あなたの不動産投資をサポートしてくれる投資会社50」でご紹介していますので、こちらから選んでいただくのもひとつの方法かと思います。

(4)管理会社選び

購入する物件が決まり、ローンによる資金調達も完了すれば購入手続きが完了して収益物件が手に入ります。ここからは物件の管理が必要になるわけですが、多くの投資家は管理業務を専門の管理会社に委託しています。

管理会社に業務を委託する理由やメリットは、以下の通りです。

  • 家賃滞納やトラブルの処理を任せられるので精神的に楽
  • 家賃の5%から10%程度の管理委託料なのでコストパフォーマンスが高い
  • そもそも、管理業務はオーナーの仕事ではない 

この3つ目は、とても重要です。不動産投資で自由を手に入れましょう、とこの記事でも述べていますが、これは管理業務を管理会社に任せることが前提です。自分で管理をしていたのでは管理委託料こそ不要ですが、すべての管理業務を自分でやることになり、時間的な自由が有名無実化してしまいます。

1つ目のトラブル処理についても、女性投資家にとっては不安を感じる部分だと思いますので、専門の管理会社に委託してしまうのが得策です。

物件の仲介をした不動産会社から良い管理会社を紹介してもらえる場合もありますが、そうでない場合は「大手?地元密着型?間違いのない賃貸管理会社の選び方・見極め方」も参考にしながら長く付き合える管理会社を選んでください。

(5)入居者の募集

すでに入居者がいる中古物件の場合、最初だけ入居者の募集は不要です。しかし、その入居者も永遠に入居しているわけではないので、いつかは入居者の募集業務が発生します。

入居者の募集業務は、女性目線を活かして女性に好まれる物件選び、物件づくりをしてきた成果が試される時でもあります。パートナーである不動産会社や管理会社が募集業務を行ってくれますが、この時にも「女性への売り込みに長けている」ことがポイントとなりそうなので、不動産会社や管理会社選びの段階でこのことも意識しておいた方が良いと思います。

もちろん、そうではなくても「女性に好まれる」ことを含めて何か特徴のある物件は賃貸市場でも目立ちやすく入居者が付きやすいので、不動産投資の経験を積むにつれてそのノウハウが磨かれていくとより収益性の高い不動産経営が可能になるでしょう。 

5、成功している女性不動産投資家ブログ7

(1)30OLの不動産投資日記

https://ameblo.jp/happyooya/

ブログタイトルの通り、会社員からサラリーマン大家となった女性のブログです。資産を持っていなかった人がいかにして大家になることができたのかという軌跡をたどると、これから始めたいという人の参考になるでしょう。 

(2)TVでも話題になったパート主婦大家さん

https://ameblo.jp/naaachin0225/

OL
から大家になった人というパターンに続いて、パート主婦というこちらもありがちな属性の人による不動産投資ブログです。自己資金のみで格安戸建て物件を購入、そこから「わらしべ長者」のように物件を増やしてきた記録が綴られています。

(3)30歳から不動産投資、アフィリエイトなどの収入作りに挑戦する社長日記


http://anire.jp/

不動産投資も副収入の一環として、他にもアフィリエイトなどにも取り組んでいる会社社長によるブログです。妊活や子育てなど女性目線の記事も多く投稿されているので、「自由な生き方を手に入れたい」と思う女性の関心に応えてくれそうです。

(4)マンション購入したシングル女性のブログ


http://mansiontokyo.blog9.fc2.com/

地方都市の中古物件に対象を絞り、その戦略に沿った不動産投資の記録を見ることができるブログです。同条件での投資をお考えの方にはいいモデルケースになると思います。 

(5)働く女性の心境を共有しているブログ


http://hataraku-woman.cocolog-nifty.com/

26歳から不動産投資を始めたという、若き投資家のブログです。書籍も発行しているほどノウハウをまとめることに長けている管理人なので、投資初心者もしくはこれから不動産投資を始めたいと思う方は必読です。

(6)アラサー女子の不動産投資奮闘記


http://moneytsuu.com/

ゼロから不動産投資を始めて、勉強していく様子も綴られているブログです。時系列で不動産投資家が誕生していく様子をリアルタイムで知ることができます。

 (7)女大家の不動産投資家


https://ameblo.jp/coa-yukina/

不動産投資家として感じていることを、トラブルなども交えつつ面白おかしく書かれています。物件購入後の客付けやリフォームなどの記事は実にリアルで、すでに投資家として活躍している人にとっては「あるある」の内容も多数。 

まとめ

女性が不動産投資を始めるべき理由や、そこから得られるメリット、さらには不動産投資家になるための具体的なロードマップを解説してきました。

この記事を最後までお読みいただいた方の多くは女性だと思いますが、いかがでしたか?

特に経済的自立は現代を生きる女性にとって非常に重要なテーマだと思いますので、それを実現する現実的な方法として検討する価値は大いにあると思います。

性別に関係なく、不動産投資はそこからもたらされるお金と時間が多くの制約から解放してくれる手段なのです。

初心者が知っておくべき不動産投資のバイブル
初心者が知っておくべき
不動産投資のバイブル
  • 不動産投資に興味があるけど何から始めていいか分からない…
  • 営業マンのいうことを鵜呑みにして失敗したくない…
  • しっかりと基礎から学び、できる限りリスクを避けたい…
  • 今は不動産投資の始めどきなのか?
  • 安定収益を得るための不動産投資物件の選び方
  • 不動産投資の失敗例から学ぼう