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【同期のサクラ】人生や仕事で行き詰まったときに!心に染みるじっちゃんの名言集

#同期のサクラ #高畑充希 #新田真剣佑 #橋本愛 #竜星涼 #岡山天音
2021年7月6日 by
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高畑充希さんが主演を務めるドラマ「同期のサクラ」(日本テレビ系)。バカがつくほどの正直者で忖度知らずの主人公サクラ(高畑充希)が建設会社を舞台に、多くのトラブルとぶつかり合いながら同期とともに成長していく様子が描かれています。

本作の見どころのひとつに、毎話飛び出すじっちゃん(津嘉山正種)の名言が。自分や同期が壁にぶつかるたびにサクラは地元にいる育ての親じっちゃんにFAXで相談。それに対するじっちゃんの返信が毎回言い得て妙で、胸に刺さる内容になっています。

そんなじっちゃんの言葉にハッと気づかされたり、励まされる視聴者も多いのではないでしょうか?そんな名言をまとめてみました!

引用: Hulu

【じっちゃんの名言・菊夫へ】大人になるとは自分の弱さを認めることだ

まず入社2年目に壁にぶち当たったのは営業部の菊夫(竜星涼)。パワハラ気味な部長の理不尽な命令の下、がむしゃらに働くも過労で倒れてしまいます。

「なんでこんなことになってしまったのか」と嘆く菊夫にサクラの脳裏をかすめたのが「大人になるとは自分の弱さを認めることだ」というじっちゃんからの言葉。

自分の弱点やできないことを受け入れるのは「逃げ」だと思われがちですが、むしろかなりの勇気を要すること。その上で投げやりになるのではなく、弱みや欠点と向き合いながら精進できるのが大人と言えるのかもしれません。

【じっちゃんの名言・百合へ】種を蒔かねば、一生花なんか咲かねぇ

入社3年目、広報部の百合(橋本愛)はクライアントからのセクハラに悩み、女性が働きづらい男社会に嫌気がさしていた。

「自分の居場所はここではない」と職場から逃げるように、さして好きでもない彼との婚約を進め寿退社しようと画策。サクラは百合の真意を探ろうとするも他力本願な百合のスタンスに思わずじっちゃんの名言「種を蒔かねば、一生花なんか咲かねぇ」を引用。

「自分から幸せの種を蒔く努力もしないで受け身で居心地のいい場所を得ようとしても、そんなものは見つからない」とはっきりと言い放ち、大喧嘩をしてしまいます。

百合との関係修復に頭を抱えるサクラに対し、じっちゃんから送られてきたFAXは次のとおり。「いい人と出会ったな」「本気で叱ってくれるのが本当の友だ」そして「彼女と別れるな」とも。じっちゃんの予言通り、彼女らの絆は深まり、以後互いに親友と呼び合う仲となります。

【じっちゃんの名言・蓮太郎へ】辛いときこそ、自分の長所を見失うな

入社4年目の設計部の蓮太郎(岡山天音)。一級建築士の試験にも落ち、人の意見にも素直に耳を傾けられず周囲と壁を作ってしまい孤立、といったまさに腐りかけ状態。

こちらの言葉に一向に聞く耳を持たない蓮太郎にはさすがのサクラもお手上げ。

そんなときに届いたじっちゃんからのFAX「その若造ムカつく」「でも、おまえまで自分を嫌いになってどうする?」「辛いときこそ、自分の長所を見失うな」。

自分の弱さを認められてこそ大人。ただ、弱さに対峙することは自信喪失にも繋がりかねない。そんなときにこそ自分で自分を信じてやるしかないのだという激励が胸に沁みます。

 

【じっちゃんの名言・葵へ】大切なのは「勝ち」より「価値」だ

入社5年目、都市開発部の葵(新田真剣佑)は社長になるのが夢だという、いわゆる意識高い系。だが、その裏に隠されているのはエリート官僚である父親と兄への強烈な劣等感が。

自分がどれだけがんばっても社内では家族のコネをあてにされ「縁故就職」「親の七光り」だと言われてしまう始末。家に帰っても誰も自分の話を聞いてくれず疎外感を感じます。

そんな彼へサクラを通じてじっちゃんから喝が。「そいつがダメなのは結局勝ち負けにこだわってるからだ」「大切なのは「勝ち」より「価値」だ」

このストレートでシンプルなメッセージに開眼させられた視聴者も多いのではないでしょうか?特殊な家庭環境で凝り固まった価値観の下生きてきた葵にとっては目から鱗だったに違いありません。

組織に所属していれば相対的に評価しやすい数字や実績などで他人と自分を比較しがち。それがいい意味でモチベーションとして作用しているうちは問題ないが、行き過ぎてしまうと自身の存在意義を疑うことになってしまいかねないのです。

勝ち負けばかりに気を取られてしまって、本来の価値を見失ってしまっては本末転倒だということを教えてくれます。

【じっちゃんの名言・すみれへ】人生でいちばん辛いのは自分にウソをつくことだ

人事部の先輩すみれ(相武紗季)はシングルマザー。子育てと仕事の両立に四苦八苦。娘のために仕事をがんばるも、その娘の目には会社の言いなりで振り回されている姿は「ダサすぎる」母親だと映り、父親のところに行ってしまう。

激しく落ち込むすみれになす術もないサクラ。そこへじっちゃんからのご名答FAX「生きていれば辛いことだらけだ」「でも」「人生で一番辛いのは自分にウソをつくことだ」を受信。

周囲の目は欺けても、自分の本心は騙せない。自分を騙し続けることほど悲しく、自身を傷つける行為はない。

先述の「勝ちより価値」もそうですが、じっちゃんの教えの根源には「自分で自分を誇れるように」という強い祈りにも近い願望があるようです。

【名言・同期からサクラへ】「俺たちはいつまでも待っている」「おまえとまた一緒に働ける日を」

じっちゃんが亡くなり、故郷に橋をかけるという夢もなくしてしまったサクラは、会社にも行けなくなり、ひきこもり状態に。

そんなサクラに「立ち直ってほしい」一心で送った同期の4人のメッセージがこれ。じっちゃんのFAXを模して、直筆のメッセージをサクラに届けました。

「俺たちはいつまでも待っている」「おまえとまた一緒に働ける日を」「だからどんなに辛くても諦めない」「サクラのいない世界なんて生きていたくないから」「じゃあまた明日」この言葉でサクラは立ち直ることを決意し、家を後にしました。

しかしその後、サクラは事故に遭い、寝たきりの状態に…。

サクラを目を覚ますのか?今は亡きじっちゃんの名言を胸に、咲き誇るサクラを見られることを願うばかりです。

「同期からサクラ」TVログの口コミは?

 

 

※ページの情報は2021年7月6日時点のものです。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。

楳田佳香

元出版社勤務。現在都内OL時々ライター業。「リアルサンド」「新R25」などで執筆中。2018年の劇場鑑賞映画本数は96本。 Twitter:https://twitter.com/Tominokoji

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