韓国ドラマ「私のIDはカンナム美人」のあらすじ・見どころ・感想・口コミを紹介！

2018年に韓国で放送された韓国ドラマ「私のIDはカンナム美人」。動画配信サービスNetflixで配信を開始し、日本でも話題に！

物語は大ヒット同名ウェブ漫画を原作に、整形で美しくなったヒロインの恋と成長を描く青春ストーリーで、整形というテーマとともにそのビジュアルが話題になった作品。

ここでは、そんな韓国ドラマ「私のIDはカンナム美人」を詳しくご紹介します。

引用： NETFLIX

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韓国ドラマ【私のIDはカンナム美人】とは？

整形大国として知られる韓国では、「カンナム美人」という言葉があります。

これは、ソウルの高級街・江南（カンナム）区に、美容整形が軒を連ねていることから、整形した顔だと分かる女性のことを差す言葉で、ちょっと皮肉を込めたワード。

「私のIDはカンナム美人」は、そんな韓国の外観至上主義的な現実を描いたドラマで、カンナム美人役を演じたイム･スヒャンの繊細でキュートな演技が視聴者の心をつかみ、さらに共感の声も集まり大ヒットしました。

そして、恋の相手役を「顔天才」や「マンナッチム」（漫画から出てきたようなイケメン）と呼ばれるアイドルグループASTRO（アストロ）のチャ・ウヌが演じ、世の女性を大いにときめかせた作品です。

【私のIDはカンナム美人】あらすじ＆登場人物＆キャスト紹介

あらすじ

子供の頃から容姿のことでいじめられてきたミレ（イム・スヒャン）。ダイエットしても、勉強で全校1位になってもそれは変わらず、好きな子に告白をしたことでさらにいじめが加速してしまう。絶望する日々の中、ある人との出会いをきっかけに”調香師になる”という夢を見つけたミレは、せめて平凡に生きたいと大学進学と同時に整形を決意。美しい顔に生まれ変わる。

そして、新しい人生を歩きはじめたミレだったが、中学校の同級生・ギョンソク（チャ・ウヌ）と再会し同じ学科に。彼は裕福な家庭に育った生粋の天然イケメン。ミレは自分の過去を知るギョンソクに、同級生であることや整形したことを秘密にしてほしいと口止めするが、実は中学生時代、家庭のことで笑えなくなっていた彼にとってミレは自分を笑わせた唯一の女の子で特別な存在だった…。

物語は、美しくなっても自信がもてずに他人の目が気になるミレと、ありのままのミレを受け入れる完璧イケメン・ギョンソクの恋の行方を軸に、大学生たちの成長を描く胸キュン青春ストーリー。

登場人物

カン・ミレ役／イム・スヒャン

引用： NETFLIX

韓国大学・化学科の1年。幼い頃からいじめを受け続け、大学入学を機に生まれ変わろうと整形を決意。誰が見ても整形だと分かる”カンナム美人”。ちやほやされる一方、陰でそう言われることにも悩み弱気になることも多々あるが、両親からの愛を受け、芯があり強く逞しくまっすぐ生きようとしてきた女の子。

イム・スヒャンは2011年のドラマ「芙蓉閣の女たち〜新妓生伝」でデビュー。主演を務めて新人賞を受賞しました。その後も「アイリス2」など数多くの作品やCMに出演して活躍。現在はドラマ「私がいちばんキレイだった時」に出演中！

ト・ギョンソク役／チャ・ウヌ（ASTRO）

引用： NETFLIX

韓国大学・化学科の1年。全ての行動が絵になる生粋の天然イケメン。裕福な家庭に育つが、10歳の時に男性と恋に落ちて家を出ていった母親の存在を消して生きてきた。マイペースで他人を近寄らせない空気をまとい、恋愛にも興味がない。

チャ・ウヌは2016年K-POPグループASTROでデビュー。当時より類まれなビジュアルが話題に。ドラマは「最高の一発」「トップマネジメント」 などに出演後、「僕たちの復讐ノート」ではなんとASTROウヌ本人役で出演。ビジュアルを活かしイケメン役で数多く起用されてきたが、2019年「新米史官ク・ヘリョン」で2019 MBC演技大賞優秀賞を受賞。

ヨン・ウヨン役／クァク・ドンヨン

引用： NETFLIX

韓国大学・化学科の大学院生で、化学科の必修科目の助手。貧しい家庭に育つが、学費も自分で稼ぎ、両親にお小遣いまで渡しているほど親孝行。後輩たちの面倒見もよく、困った人を放っておけない聖人。ミレに一目惚れし、ミレの近所に引っ越したことで距離が縮まっていくが、同時にライバルであるギョンソクとはひょんなことからルームシェアすることになる。

ヒョン・スア役／チョ・ウリ

引用： NETFLIX

韓国大学・化学科の1年。学校一の美女。ギョンソク同様生まれながらの美人だが、”美しいと自覚した美人は嫌われる”ことを知っているため、自分の綺麗さやモテっぷりに気付いていないフリをしたり、整形美人のミレが自分と”化学科の女神”として同様に扱われるのが気に入らずミレを陥れようとする策略家。

オ・ヒョンジョン役／ミン・ドヒ

韓国大学・心理学科の1年。ミレの中学校からの親友で、ミレと同居中。自信が持てないミレを支え、背中を押してくれる存在。助けが必要な人たちのために自分のお金を使うような生き方がしたいと願うまっすぐな性格で、ヒップホップミュージシャンを夢見て日々努力している。

ナ・ヘソン役／パク・チュミ

有名香水会社の代表取締役社長で、ギョンソクの母。20代で結婚し、ギョンソクと妹のジミンを出産。しかしある出来事をきっかけに離婚する。香水の試香会で出会ったミレと意気投合。ギョンソクとも再会を果たす。

【私のIDはカンナム美人】見どころ紹介

見どころ1：誰もが一度は目の当たりにする「外観至上主義」の現実

引用： U-NEXT

日常の中で思いがけず顔や見た目で人を判断してしまうのは、国や世代が違っても共感できるテーマではないでしょうか。

誰でも一度は経験のある“他人の見た目に優劣をつけること”。日本でもマウントやカーストなど聞きますが、そういったシーンが非常にリアルに描かれているため、見る人の心にチクリと刺すものがあるはず。そんな中で、幼いころから容姿のせいで孤独に生きてきたミレが、ギョンソクや大学の友人たちとの出会いや様々な経験を経て、それはつぶし合いであって幸せなことではないと気付いていく姿はじーんとくるものがあります。

見た目を重要視していたミレ、本当の美しさや人の価値とは何か理解していくミレ、どちらのミレにも誰もが共感できるはず！

他にも、女性の外見しか評価しない男性陣や年上だからとやりたい放題のクズ男もたくさん登場（笑）それぞれの戦いの行く末にも注目です！

見どころ2：カンナム美人ミレvs天然美人スアの戦い！

引用： NETFLIX

ミレはスタイル抜群な見た目の派手さとは違い、シャイで大人しい性格。そんな整形美人のミレを、天然美人のスアは軽蔑し気に入らない。

もちろん、ギョンソクとの距離が縮まっていくことも許せないスア。彼との仲を邪魔することはもちろん、他人を使ってみんなの前でミレがブサイクだったことを暴露するよう仕向けたり、親友のふりをして常時ミレを卑下するような言葉をそれとなくぶつけていきます。

ちなみに、歪んだ性格でも世渡り上手のマドンナ・スアに「こういう美人の女いるいる！」ともハラハラするかもしれませんが、ギョンソクはスアにはかなり冷たく、彼女にぐうの音もでないような言葉をぶつけるシーンも結構出てきます。なのでそんなシーンにはスカッとしちゃうかも！？（笑）

一方で、大人しいミレは果たしてスアに言い返すことができるのか！ラストにぶつかり合うシーンは必見！

見どころ3：ミレとギョンソク家族とのあたたまるストーリー

整形大国であろうとも、全ての親が子供の整形に賛成しているわけではありません。ミレの人柄を愛し溺愛する父は整形に断固反対！しかし彼女の苦しみを知っている母は、父に内緒で整形手術を受けさせ、支え続ける。それでも徐々に受け入れていく父や、明るく味方でいてくれる母の姿はなんとも温かい！

一方、ギョンソクは裕福な家庭で育つものの、家を出た母のことで大きな傷を抱えています。しかし、母とミレが親しくなったことで母と再会。そして家を出た本当の理由を知り、ギョンソクも心の傷と向き合っていくことに。

ミレもギョンソクも心の闇を克服していく過程に温かい家族とのストーリーがあり、タイプ違いの両親とのやりとりはハラハラしたりほっこりしたり。
また、ギョンソクの妹に対する面倒見の良さが最高で、イケメン兄の至れり尽くせりのその姿に「あんなお兄ちゃんがほしい！」といった声が続出していました。

見どころ4：ギョンソクのナチュラルな責めに胸キュン

引用： U-NEXT

ミレはなるべくギョンソクと距離を置くものの、彼の母親と縁ができたことでどうしても関わっていくことに。それでも引き気味なミレと、どういうわけか彼女にグイグイ行くギョンソク。そんなギョンソクのナチュラルな”責め”は胸キュン必至！

体を張って守ってくれたり、「俺のことが好きなのか？」とド直球に聞いてきたり…一方でギョンソクも恋愛初心者。ミレと会話した後はクールな表情が崩れニヤニヤしてしまったり、ミレがウヨン先輩を褒めるとライバル心剥き出しで張り合ったり、世間知らずのおぼっちゃまな面とあいまってかわいい一面も見れます。

【私のIDはカンナム美人】みんなの口コミ

まとめ

ミレとギョンソクの恋模様を軸に繰り広げられる大学生たちの青春ストーリー。整形しても自分に自信が持てなかったミレが、大学生活のなかで内面まで成長していく姿が見どころです。

この記事で紹介したドラマがみられる配信サイト

今回ご紹介したドラマの一部は、下記の配信サイトで見ることができます。

※ページの情報は2021年11月15日時点のものです。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。