奇抜な映画館！？名古屋の老舗ミニシアター「シネマスコーレ」の魅力
家で映画を観るのもいいけれど、たまには気分を変えて映画館に足を運んでみるのはいかがでしょうか？ミニシアターなら、他の映画館では上映していない特別な作品に出会えます。
そこでTVマガでは素敵なミニシアターを取材。ミニシアターならではの映画の楽しみ方を紹介します。
シネマスコーレの軌跡
今回ご紹介するのは、映画監督の若松孝二氏が1983年に開館したミニシアター「シネマスコーレ」。
若松氏自身の作品を「誰にも邪魔されずに上映できる映画館を作りたい」というのが、シネマ開館の理由だったとか。
シネマスコーレは、ユニークで個性的な上映タイトルがラインナップされているのが特徴です。
海外の作品から日本のインディーズ映画、ドキュメンタリーからカルト映画まで「面白い映画ならなんでも上映します！」をコンセプトに、ジャンルを問わずスタッフが「面白い！」と思った作品を厳選して上映しているそう。
黒沢清監督の新作映画から、容赦ないゴア描写を展開するカニバルリベンジ・ホラー作品まで、コアな映画ファンには垂涎物のタイトルも、シネマスコーレならではの映画体験になりそうですね。
奇抜で個性的、かつ刺激的な映画体験をお求めの方に、ぜひチェックしていただきたいミニシアターです。
シネマスコーレはサービスデーの利用がお得！
サービスデーを利用することで、最大600円もお得に！
シネマスコーレのご利用には、サービスデーがおすすめです。
なお、シネマスコーレのご利用料金は次の通りです。
一般（大人）…1,700円
大学生・専門学生…1,300円
シニア（60歳以上）…1,200円
障がい者手帳をお持ちの方（同伴2名まで）…1,100円
幼児（3歳～）…800円
会員…1,200～1,300円
学生会員…1,000円
シニア会員…1,100円
※作品によって料金が異なります。詳しくはシネマスコーレ公式サイトの月間スケジュール表をご確認ください。
サービスデーを利用すると、以下のようにお得な料金で映画を楽しめますよ。
火曜日「ペアデアイ」…お二人で合計2,600円でご利用可能
水曜日「会員サービスデイ」…シネマスコーレ会員は1,100円でご利用可能
木曜日「スコーレサービスデイ」…毎週木曜日は全員1,200円でご利用可能
毎月1日「映画ファーストデイ」…毎月1日は全員1,200円でご利用可能
その他、1日に2作品以上を鑑賞する場合は、1作品1,400円で鑑賞できる「連続鑑賞割引」も利用できます。
さらに入場ごとにスタンプを1個押してもらえるサービスカードも発行。スタンプが8個たまると、1回無料で映画を鑑賞できるという超お得なサービスも。※有効期間1年
一般や学生だけでなく、シニア向けの割引サービスがあるのは良心的ですね。シネマスコーレは建物の入口から客席までスロープが設置されているので、車いすの方も安心してご利用できますよ。
【教えてくれた人】シネマスコーレ支配人 坪井さん
ふらっと来られる小さな映画館として、皆さまの人生の過ごし方の選択肢のひとつになりたいです。
人生に一度しか体験できないような変な映画館、シネマスコーレにぜひ遊びに来て下さい。
シネマスコーレ 支配人 坪井さんおすすめの映画
①ほかげ
「野火」「斬、」に続く、塚本晋也監督＜戦争を劇場で体感する3部作＞の1作品。主演の趣里の静と動の演技は凄まじい。シネマスコーレでは、3部作とも上映させていただきました。本作品はお正月映画として上映させていただき、たくさんのお客様にご来場いただきました。
②悪は存在しない
独特の世界観で多くの映画ファンを魅了し続ける、濱口竜介監督最新作。悪とは、善とは、その境界線はあるのか──を、濱口メソッドで描き切る。本年名古屋に開館したもうひとつのミニシアター、ナゴヤキネマノイさんと名古屋同時独占公開でGWにて上映。両館で鑑賞していただくお客様も。
③Chime
「自分にしかこのチャイムは聴こえないのか……？それとも……」
不条理でホラーな世界観を独自の演出で描く、世界的人気監督でもある黒沢清監督の新作短編。45分という短い上映時間の中に詰められた恐怖演出は、さすが黒澤清の映画術。名古屋はシネマスコーレ1館で独占公開。初めて当館を訪れた若いお客様が多く、この夏のヒット作品になりました。
どの作品も、シネマスコーレで体験していただくことによって、映画の記憶がしっかり残る作品です。
シネマスコーレ店舗情報
住所：愛知県名古屋市中村区椿町8-12 アートビル1F
電話：052-452-6036
最寄り駅：JR名古屋駅、太閤口通口より西へ徒歩2分
公式サイト
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※ページの情報は2024年10月7日時点のものです。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
