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ジブリ映画を無料でフル視聴できる動画配信サービスは?ふと見たくなるジブリ作品23選

#TSUTAYA #スタジオジブリ
2023年8月7日 by
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ジブリ映画を視聴できるのは「TSUTAYA DISCAS」の宅配DVDレンタルのみ!

となりのトトロ」「天空の城ラピュタ」「千と千尋の神隠し」「魔女の宅急便」など数多くの名作を送り出しているスタジオジブリ。

ジブリの映画作品は、テレビのDVDを購入しないと見られないと思っていませんか?ジブリ映画のほとんどは、動画配信サービス「TSUTAYA DISCAS」を利用することでフル視聴できます。

「おすすめVOD(動画配信サービス)徹底比較」記事はこちら!

引用:スタジオジブリ

ジブリ映画を視聴できるのはTSUTAYA DISCASだけ!

現在、ジブリ映画を観ることができるのは、TSUTAYA DISCASのDVD宅配レンタルサービスだけとなっています。

「TSUTAYA DISCAS」の宅配レンタルは初回30日間の無料期間中に解約すれば解約金は一切かかりません。しかもDVDは最短翌日自宅に到着!

「TSUTAYA DISCAS」ならジブリ映画のDVDを無料でレンタルできます!旧作DVDは借り放題なので、たくさんのジブリ作品もまとめて無料でレンタル可能。

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「ジブリ映画」の見逃し無料動画が見れるTSUTAYA DISCASとは?特徴・メリット・登録・解約・退会方法を紹介!

TSUTAYA DISCASの特徴紹介


TSUTAYA DISCASのサービス特徴まとめ
月額料金
1,026円(税込)
無料期間
14日間
解約料⾦
0円
⾒放題作品数
182,400本以上
TSUTAYA DISCASの5つの魅力
  • DVD最大4枚借りられる
  • 借りたい作品を24時間ネットで予約可能
  • 送料無料で自宅に届く&返却はポストでOK
  • 各テレビ局で放送された作品を全て楽しむことができる
  • ジブリ作品がレンタル出来るのはTSUTAYAだけ

TSUTAYA DISCASのメリット1 約490,000本の作品を、月4本までレンタルOK!




引用: TSUTAYA DISCAS

約490,000タイトルものDVDやCDが最短翌日に自宅に届く宅配レンタルサービス「TSUTAYA DISCAS」の定額レンタル4プランでは、Blu-ray/DVD/CDレンタルのみが楽しめます。 新作と準新作は月4本までレンタルOK!

TSUTAYA DISCASのメリット2 ジブリ作品やジャニーズ作品も借り放題!!

動画配信サービスで見ることができないジブリ作品やジャニーズ出演作など、旧作品は何本でも借り放題。ジブリ作品やジャニーズ出演作を一気見したい人に特におすすめです。

TSUTAYA DISCASの登録方法

TSUTAYAのサービスに興味を持たれた方は、14日間無料で楽しめる無料お試しサービスに登録してみましょう。無料お試しサービスは、初めて登録する方が対象です。

1. 公式サイトの「今すぐ無料で登録する」をクリックし、ページが切り替わったらメールアドレスを入力して「次へ」をクリック。
2. 登録したメールアドレス宛に届いたメール本文に記載されたURLをクリック。氏名などの登録情報を入力し、次に進んだら、決済方法を選択。
3. これで登録は完了、ログインして気になる作品をレンタルしましょう。

TSUTAYA DISCASの解約・退会方法

無料お試し期間だけ「TSUTAYA DISCAS」を試してみたい方も多いと思います。そんな方は、無料期間の14日間内に、「停止(休会)」または「解除(解約・退会)」の手続きを行わなければなりません。「停止」はアカウントだけを残す手続き、「解除」はアカウントごと解約・退会する手続きとなりますので、こちらではサービスの「解除」方法をご説明します。

まず、「TSUTAYA DISCAS」にログインし、マイメニューの「登録情報の確認」を選択。次のページで「サービス解除申請」を選択して手続きを行います。その後「申請受付のお知らせ」メールが届きますので確認してください。

サービス解除の申請後は新しくレンタルすることが出来なくなるため注意が必要です。また、解除の申請前にレンタル商品を返却してしまうと、すぐに次の商品が発送されてしまい、返却が無料お試し終了日に間に合わなくなる場合がありますので、最後の商品の返却前か、ポスト投函と同日に解除の申請を行うようにしてください。

▼TSUTAYA DISCASについて詳しく知りたい人はこちら!

TSUTAYA DISCASで無料レンタルできる!ジブリ映画まとめ

ジブリ映画1「風の谷のナウシカ」(1984年)TSUTAYA DISCASで無料フル視聴OK

風の谷のナウシカ,動画

引用: TSUTAYA DISCAS

【風の谷のナウシカ・あらすじ】

1000年前の最終戦争により文明は崩壊し、大地は「腐海」と呼ばれる毒を発する森に覆われていた。腐海の辺境にある「風の谷」は風によって腐海の毒から守られ、族長の娘ナウシカ(島本須美)は人々から敬愛される少女として育っていった。ある夜、トルメキア王国の輸送機が風の谷に墜落する。トルメキアの司令官クシャナ(榊原良子)は風の谷による撃墜と見なして風の谷を侵攻し、ナウシカの父で族長のジル(辻村真人)を殺害。騒ぎは収まったものの、ナウシカたちは捕虜として護送されることになった。その途中、戦闘機の攻撃を受けてナウシカが乗る輸送機は落下し、脱出するも腐海に不時着してしまう。そこでナウシカは蟲から逃げ回る少年アスベル(松田洋治)と出会い…。

【風の谷のナウシカ・見どころ】

最終戦争後、科学文明が崩壊した世界という想像がつかないような世界観が描かれた本作。完全なファンタジーのようでありながら、宮崎駿監督作品ではおなじみの戦闘機や輸送機など、空飛ぶ乗り物も多数登場し、SFらしい側面も多数垣間見ることができます。登場人物たちは優しいナウシカや強いクシャナなど、芯の通った人たちばかり。しかし「腐海」と呼ばれる毒を放つ森の存在もあり、ただ平和に暮らしてきただけではありません。それぞれの人物たちが抱える過去にも注目すると、現在の立ち位置や考え方により深みが増しますよ。そして本作は空を飛び回る躍動感や王蟲たちの群れ、巨神兵の動き、風の谷に伝わる伝説が生まれるシーンなど、名場面や名台詞がたくさん登場します!さまざまな作品でパロディやオマージュとして使われている名シーンを実際に見ておくことで、ほかの作品がより楽しめるようにもなりますよね。パロディ・オマージュの対象になるということは、それだけ「風の谷のナウシカ」が名作でよく知られているということでもあります。多くの人を惹きつけてやまない名作を、ぜひその目で確かめてみてください!

【風の谷のナウシカ・感想&レビュー】

「人類の過ちでほろんだ世界にはびこる虫たち。自然の恐ろしさと人間の愚かさを学ぶことが出来る作品です。汚染された水では毒をもつカビ達も綺麗な水では毒を持ちません。自然を大切にして後世に残していかなくてはいけないと感じました。力業で生き物をコントロールすることがいかに愚かな事かと思いました。しっかり共存していく道が大切です。今生きているこの世界の将来を予想させる作品です。どんな時でも自分の信念を曲げずに村の人達のために戦うナウシカの姿は小さい頃からずっと憧れています。サントラと映像も非常にマッチしていて迫力満点です。特にオームの迫りくるシーンは恐怖を感じるほど大迫力です。何年たっても色あせない数少ない作品です。ちなみに私はこの映画の影響でカビの研究をしています。人生を変えてくれた作品です」(きたぐに)

「まずオープニングが、雰囲気がありすぎですごいです。音楽、映像、ナレーションすべてが完成された世界観で、一瞬で引き込まれます。ナウシカは、優しくピュアな女性でありつつ、腐海を理解しようと研究に努め、生物達に寄り添い守ろうとし、いつでも信念を発信する、芯の強い女性でもあります。公開から35年以上経っているとは思えないほど、現代でも支持される女性像であると思います。多くのジブリ作品で素晴らしい音楽を生み出している久石譲さんが音楽を担当されていますが、特にこの作品の音楽は秀逸です。ピアノだけで始まるオープニング、娘さんの純粋な歌声を使った子どものオームとの思い出の唄。壮大なスケールのオーケストラ。メーヴェで飛ぶ時の颯爽感と緊張感のある音楽。映画の魅力の一つです」(teto)


▼「風の谷のナウシカ」についてもっと知りたい人は

ジブリ映画2「天空の城ラピュタ」(1986年)TSUTAYA DISCASで無料フル視聴OK

引用: TSUTAYA DISCAS

【天空の城ラピュタ・あらすじ】

一度目にした空に浮かぶ伝説の島・ラピュタに行くという夢が叶わないまま亡くなった父をもつ見習い機械工のパズーはある日、胸に青く光る石のペンダントを身につけている少女シータと出会う。実は、彼女はラピュタの末裔。石に詳しい老人ポムによると、その青い石はかつてラピュタで作られた飛行石だという。ラピュタの王族が、いつかラピュタに帰るために代々受け継ぐ物だったのだ。そんな中、二人はラピュタを捜索しているムスカ大佐率いる国の特務機関に捕まり、パズーだけが釈放されることに。彼は、飛行石を狙う空中海賊ドーラ一家の協力を得て、シータを特務機関から救い出すことに成功。そしてついにラピュタと遭遇するが…。

【天空の城ラピュタ・見どころ】

1986年に公開された映画「天空の城ラピュタ」は、スタジオジブリの記念すべき1作品目で、宮崎駿さんが監督を務めた長編アニメーション。物語は、空に浮かぶ伝説の島・ラピュタをめぐる少年・パズーと少女・シータの冒険活劇。宮崎監督が小学校時代に考えていた架空の作品がベースとなっています。『ラピュタ』という名称は、アイルランドの作家ジョナサン・スウィフトの「ガリヴァー旅行記」の第三篇に登場する空飛ぶ島にある『ラピュータ国』からつけられましたが、映画は19世紀後半、産業革命期のヨーロッパを元にした架空世界が舞台。父の夢を追いかける少年、ラピュタ王国の末裔の少女、国の特命部隊、海賊団といった面々の思いを、手に汗握るスピーディーな展開で描き、息を呑むような美しい風景や音楽も含め、数々の名シーンに引き込まれずにいられません。映画公開時の観客動員数は77万人、配給収入は5.8億円と、共にジブリワーストでありながら、東映による観客満足度調査は97.7%と非常に高く、2020年にねとらぼ調査隊が実施した『一番好きな宮崎駿監督作品』の人気ランキングでは圧倒的得票数で1位を獲得。公開から35年以上が経っても、ファンの心を掴んで離さない傑作です!

【天空の城ラピュタ・感想&レビュー】

「飛行石のペンダントを持ち、天空人の王家の子孫とは知らずに祖母の教えを守って健気に生きるシータと、亡くなった冒険家の父を信じて、いつかは天空の島を見つけたいと思っているバズーが、陰謀を持つ人たちから、ラピュタと自分たちを守る、素晴らしい冒険物語に感動しました。バズーが砦に行き、ロボット兵の手からシータを助けたり、ラピュタの王の部屋で、滅びの呪文の「バルス」を言う場面など、ドキドキすることも多いですが、海賊のドーラや息子たちやバズーの親方がとても優しく、コミカルなのも良いです。人間の争いの愚かさや、普通の暮らしの素晴らしさを、少年少女を通して伝えた宮崎駿監督の思いが伝わってきました。久石譲さんの音楽がどの場面もぴったりで、バズーのトランペットや君をのせてが印象的です」(アスナロ)

「ファンタジーに描かれることで戦争や人間の醜さをよりリアルに感じることができた作品です。私欲のために培ってきた文明を簡単に壊してしまう人間の姿は胸が痛みますが、それを守るために奮闘するパズー、シータの姿は見ていて力が入り冒険心を駆り立てられます。滅びながらも空へと消えていくラピュタ王国の最後の姿は魅力的に感じられ、その神秘性に再び繰り返される争いを感じさせました。争いを繰り返すことで新たな進化を繰り返してきた人間の愚かさを強く感じさせるシーンだと感じます。子供を主人公にすることで見やすい作品ですが、繰り返される残酷さと残酷さによって手に入った豊かさもあるという奥深い作品に思えます。世界の情勢によって作品からの受け取り方に毎回変化がある魅力的な作品です」(parapi)

「▼「天空の城ラピュタ」についてもっと知りたい人は

ジブリ映画3「となりのトトロ」(1988年)TSUTAYA DISCASで無料フル視聴OK

となりのトトロ,動画

引用: TSUTAYA DISCAS

【となりのトトロ・あらすじ】

病気の母の療養のため、空気の綺麗な田舎に引っ越してきた草壁一家。小学6年生のサツキと4歳のメイの姉妹は、これから暮らす家で、たくさんの小さな黒いオバケ”まっくろくろすけ”を見つけて驚くが、隣のおばあちゃんから、まっくろくろすけは子供にしか見えず、人が住み始めるといつの間にかいなくなることを聞く。そんなある日、庭で1人で遊んでいたメイは、不思議な生き物”トトロ”と出会う。父は「トトロはきっとこの森の主で、いつでも会えるわけではないよ」と言い、サツキとメイを連れてクスノキのある塚森に向かい、森の主たちに引っ越しの挨拶をしていた。その日からトトロに会いたいと思っていたサツキも、雨の日に会うことができ大喜び。そんな中、母の入院する病院から電報が届き、一人で病院に向かったメイが行方不明になってしまう…。

【となりのトトロ・見どころ】

1988年に公開されたジブリ映画「となりのトトロ」は、宮崎駿さんが監督を務めた長編アニメーション。物語は、昭和30年代前半の田舎を舞台に、草壁家の姉妹・サツキとメイと、子どもの時にしか会えないと言われる不思議な生き物・トトロとの心温まるふれあいを描くファンタジーです。キャラクターの声は、日高のり子さん、坂本千夏さん、島本須美さん、高木均さんといったベテラン声優が担当。そして、メイのお父さん役の声を演じた糸井重里さんは、映画のキャッチコピー「このへんないきものは まだ日本にいるのです。たぶん。」も担当。糸井さんはこの作品以降、「魔女の宅急便」や「紅の豚」、「もののけ姫」や「千と千尋の神隠し」など、数多くのジブリ作品で印象的なコピーを誕生させています。映画は公開当時、観客動員数は約80万人、配給収入は5.9億円と、数字的には振るわなかったものの、キネマ旬報の『日本映画ベストテン』での第1位など、各種アワードで賞を受賞。公開から30年以上経過しているにも関わらず、幅広い年齢層に支持され続ける永遠の名作です。

【となりのトトロ・感想&レビュー】

「昭和30年代の仲良しの家族が、森で生きるトトロたちと出会う素敵なお話に、懐かしんだり、喜んだり、ハラハラしたりしました。登場人物では、サツキが一番印象的です。病気で入院している母に代わって、父と妹のメイの世話をするのが健気で、古い家や大きな森や転校先の学校で、楽しもうとしているのも素敵でした。だから、トトロが出てきたのだと思います。初めて会う雨が降るバス停の場面がとても不思議で可愛らしかったです。その後、メイがいなくなった時に、トトロがネコバスを呼んで、助けてくれて、母の病院まで行くのも素敵な場面でした。心優しい子供にしか見えないトトロが、実際にいるのではないかと思いました。エンディングで、母が退院して、メイとサツキが一緒にお風呂に入っているのが本当に幸せそうでした」(まゆこ)

「スタジオジブリの名作です。老若男女問わずトトロというキャラクターが浸透している程。この作品で描かれているのは少女達の成長物語です。病気の母親から離れ新しい村で父親と生活する姉妹。そこで出会う村の人々やトトロという存在。今までの生活絵は出会わなかった事を小さな姉妹が時々つまづきながらも受け入れ、成長していく物語です。その少女達の成長物語。本来であれば思春期の少女の成長には時に痛々しく、淡いものですが、それをただただ純粋な少女達の成長の美しさのみを見せる為、トトロという愛らしいキャラクターを取り入れることで違和感なく表現しています。トトロという存在があることで美しく表現されている思春期の少女達の、もしくはその少女達を取り巻く環境の変化を描いた作品だと思います」(こーじ)

「▼「となりのトトロ」についてもっと知りたい人は

ジブリ映画4「火垂るの墓」(1988年)TSUTAYA DISCASで無料フル視聴OK

引用: TSUTAYA DISCAS

【火垂るの墓・あらすじ】

昭和20年、夏。海軍大佐である父が出征中のため、母と3人で暮らす14歳の清太と4歳の節子の兄妹は、空襲によって家を焼け出され、母を亡くしてしまう。2人は父の従兄弟の嫁で今は未亡人である叔母の家に身を寄せるが、最初は順調だった生活も、叔母は戦争が進むにつれて次第に2人を邪魔者扱いするように。ついに耐えられなくなった清太は家を出ることを決意し、節子を連れて防空壕へと移動した。そして、貧しくも楽しい生活を送り始めた2人。しかし、食料の配給は途切れがちで、人との付き合いもないため食料を得ることができず、節子は栄養失調に。やがて清太は、徐々に弱っていく節子のために盗みを働くようになっていく。

【火垂るの墓・見どころ】

直木賞を受賞した野坂昭如さんの戦争体験を題材とした短編小説を、高畑勲監督が長編アニメーション映画化したスタジオジブリ作品。終戦間近の兵庫県神戸市を舞台に、戦災孤児の兄妹がたどる悲劇的な運命を描きます。映画は1988年の公開時、ファンタジー作品である「となりのトトロ」と同時上映だったため、より大きな衝撃を受けて座席から立ち上がれない観客が続出しました。戦争の酷さを後世に伝える名作であり、太平洋戦争末期、孤児となった14歳の兄・清太と4歳の妹・節子が、厳しい戦後社会のなかで誰からも相手にされず、兄弟の愛情だけをもって無残にも亡くなる姿が心に残る作品です。

【火垂るの墓・感想&レビュー】

「私は火垂るの墓を通して、戦争というものを知りました。戦争が何であったのか、戦争の惨さや辛さ、生きるための努力や戦争が起こったが故の惨状、本当に胸が締め付けられるような悲しい作品でした。だからと言って、この物語から逃げてはいけないということも同時に悟り、この物語を通じて二度と戦争が起こってはならないと心に刻みました。節子の可愛さやあどけなさを奪い去った戦争が本当に憎いですし、兄とともに生きていく姿は子供と言えど本当にたくましいと思いました。戦争という辛い惨状の中でも、蛍の淡い光を見つけたとき、どんなに嬉しかっただろうと想像をしてしまいました。毎年夏になり終戦記念日が近づくと、必ず観たいと思う作品です」(せつ)

「現実に胸がえぐられるような悲しみがある。戦争の背景にはこういう厳しい現実を生きる人達が本当に大勢の人が居たんだろうなと。大切な妹のセツコが弱っていく姿を目の当たりにしながらも何もできない歯痒さ。本人の最期の時は駅のホームで。これが現実にあった事。二度と同じような思いをする人達を出しちゃいけないなぁと思います。親戚の叔母さんも意地悪な訳じゃない。子供の時に見た時と大人になってから見る火垂るの墓はまた違う目線で見れるので新しく感じる気持ちや思い、全然違います。子供の頃はただただ怖いだけの映画で好きじゃなかった。金曜ロードショーでやってても見なかった。今は大切な事を教えてくれているのがわかるので自分の子供とこういう事があったんだよと教科書かわりに見たいと思います」(平野)

「▼「火垂るの墓」についてもっと知りたい人は

ジブリ映画5「魔女の宅急便」(1989年)TSUTAYA DISCASで無料フル視聴OK

引用: TSUTAYA DISCAS

【魔女の宅急便・あらすじ】

のどかな田舎町に暮らす魔女の血を引く少女キキは、『13歳の満月の夜に旅立ち、よその街で1年間の修行を積まなければならない』という古くからのしきたりに従い、魔女として独り立ちするため黒猫のジジとともに旅に出る。やがて、海に囲まれた美しい街コリコに到着し、心躍らせていたものの、初めての大都会にトラブル続出!警官に職務質問をされていたところを、地元の少年トンボに助けられる。その後、行く当てもなく街をさまよう中、ひょんなことからパン屋のおかみ・おソノに気に入られ、キキは店に居候することに。そして、魔女としての唯一の能力である”空を飛ぶ力”を活かした配達業「魔女の宅急便」を開業する。

【魔女の宅急便・見どころ】

角野栄子さんの児童文学シリーズの第1巻を元に、宮崎駿さんが監督・脚本を務めてアニメ映画化した1989年公開のスタジオジブリ作品。物語は、海に囲まれた美しい街・コリコを舞台に、修行のために、田舎から都会に上京してきた魔女の少女キキが、唯一使える魔法=”空を飛ぶこと”を活かして働きはじめ、成長していく様子を描きます。海に面したコリコの街は、北欧スウェーデンの首都ストックホルムと、オレンジ色の屋根と白い壁の建物が建ち並ぶゴットランド島のヴィスビューがモデルだそう。そして、主題歌は荒井由実さんが10年以上前に発表していた「ルージュの伝言」が採用され、映画の公開に伴いリバイバルヒットを記録しました。

【魔女の宅急便・感想&レビュー】

「魔女の宅急便は大人から子どもまで皆んなが楽しめる作品で大好きです。少女から大人になっていく主人公の心の葛藤、恋をする様子や一人で生きていくために頑張る様子など、人が成長する上で誰もが経験することを細かく描いているところが素晴らしいです。心が打たれますし、素直にストーリーにのめり込めるので何度もリピートして観たいと思ってしまいました。一人前の魔女として生きていくためには沢山の苦労と努力が必要で、それは魔女になるために誰もが経験することでした。お母さんやお婆さんも、皆んなが魔女になるために経験したことを主人公自身も経験することになりますが、本当にその姿が美しいと感じました。誰かのために魔法を使えるようになること、それが一人前の魔女なのだと教えてもらった気がします」(まほ)

「自分が小さい頃から何度も繰り返し観てきた作品です。13歳の小さな魔女が家を出て独り立ちをし、新しい街で自分の居場所を見つけるストーリーですが、観る時の自分の年齢や状況によってその作品の感情移入するポイントが変わってきます。自分が幼い頃は、ほうきに乗って空を飛ぶことに憧れたり、黒猫ジジの愛らしさに心惹かれたり。自分が家を出て一人暮らしを始めた頃には、キキの寂しい思いや強がっている気持ちが痛いほどにわかり。自分がいい歳になってから観ると、娘を見るような気持ちで温かく見守ったり、今度はキキ以外の人物の気持ちに寄り添えたりして。何度観ても楽しめる、素敵な作品です。音楽や街、キキの暮らしの様子、パン屋さん、森の古屋に住む画家ウルスラの生活の様子など、雰囲気が良いシーンがたくさんあります」(sono)

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ジブリ映画6「おもひでぽろぽろ」(1991年)TSUTAYA DISCASで無料フル視聴OK

引用: TSUTAYA DISCAS

【おもひでぽろぽろ・あらすじ】

1982年の夏。東京での生活に物足りなさを感じている27歳のOL・タエ子(声・今井美樹)は、会社から10日間の休暇をもらい、姉ナナ子の嫁ぎ先である山形の片田舎・高瀬へと旅立つことに。東京生まれ東京育ちのタエ子にとって“田舎”は憧れの場所。小学5年生の夏休み、友達が祖父母の待つ田舎に向かうなか、自分だけ行く場所がなく寂しい思いをしたことが記憶にあった。しかし、ナナ子の結婚で自分にも”田舎”が出来たのだ。山形に向かう寝台列車に乗り込んだタエ子は、そのころの出来事に思いを馳せる。そして、小学5年生の頃の”ワタシ”を連れたまま高瀬に到着。そんなタエ子を、義兄の親戚で25歳の青年トシオ(柳葉敏郎)が出迎える。

【おもひでぽろぽろ・見どころ】

岡本螢さん原作、刀根夕子さん作画の漫画を、高畑勲さんがアニメ映画化したスタジオジブリ作品。物語は、都会の生活に物足りなさを感じている東京生まれ東京育ちの27歳OL・タエ子が、小学5年生の頃の自分を振り返りながら当時の“ワタシ”を道連れに、憧れの田舎旅へと向かうストーリー。そこで出会う人々の温かさや自然の素晴らしさに触れながら、自らの生き方を見つけていくタエ子の姿がみどころで、ノスタルジックな雰囲気には懐かしさを感じ、人生の節目を迎えたタエ子の心情や小学生時代の様子には共感すること受け合い。2011年にはジブリ作品として初めて舞台化も。声の出演は、今井美樹さんや柳葉敏郎さんなどが担当しました。

【おもひでぽろぽろ・感想&レビュー】

「子供のころに初めて見た当時はピンとこなかったけれど、タエ子と同世代となった現在、彼女の気持ちにすっごく共感!忘れられない過去って誰にでもあると思いますが、忘れていたことを思い出させてくれるような不思議な感覚になれる映画です。そして小5のタエ子が、家族に対する態度とか繊細で、それが今だからこそ理解できて面白く感じました。トシオさんの言葉には人生の教訓になる言葉も多くて、心にストンと落ちてきます。親子の場合、それぞれの立場から共感できて楽しめるんじゃないかな」(メコさん)

「おもひでぽろぽろは、目立つような強いシーンはありませんが、心に響く素敵な作品なので大好きです。どこか懐かしさを感じるような切なさと、心が温かくなるような優しい温もりがきちんと伝わってくる作品なので、何度も見たくなります。作画も細かくて綺麗ですし、細かい描写もしっかりと描かれているので、より映画の世界をリアルに感じることができました。一見すると平凡で地味な作品のようにも感じますが、美しい世界観や日本の豊かな田舎風景、都会や東京にいたら決して味わえないような穏やかな心を、この作品を通じて改めて思い出させてくれました。登場するキャラクターは全てが共感できるような豊かな心の持ち主なので、そこにも深く惹かれました」(きき)

「▼「おもひでぽろぽろ」についてもっと知りたい人は

ジブリ映画7「紅の豚」(1992年)TSUTAYA DISCASで無料フル視聴OK

紅の豚,動画

引用: TSUTAYA DISCAS

【紅の豚・あらすじ】

真っ赤な飛行艇に乗る豚人間のポルコ・ロッソ(森山周一郎)は、かつてイタリア空軍でエースパイロットとして活躍していたが、退役後の今は空賊退治の賞金稼ぎとして暮らしていた。ある日、昔なじみのマダム・ジーナ(加藤登紀子)が営むホテルで出会ったアメリカ人パイロットのドナルド・カーチス(大塚明夫)と、飛行艇のエンジンが不調な中、空で遭遇し撃墜されてしまう。大破した飛行艇をなじみの工房に持ち込むポルコは、そこで出会った17歳の技師フィオ・ピッコロ(岡村明美)の技術と熱意に押され、愛機の設計を任せることになった。そんな中、カーチスを雇った空賊連合によって、ポルコはカーチスが惚れたフィオ、カーチスはポルコの飛行艇の修理代を賭けた2人の再決闘が決まる。

【紅の豚・見どころ】

本作の舞台となっているのは、第一次世界大戦後のイタリア。経済が不安定な世界大恐慌時代、飛行艇を乗り回し金品を強奪する、海賊ならぬ空賊を相手に賞金稼ぎをしている豚の姿のパイロットが主人公です。宮崎駿監督が好きな飛行機がたくさん登場し、自在にアドリア海の空を飛び回る姿がかっこいい!大きなテーマとなっているのは、飛行艇と飛行艇乗り同士のバトル、そしてポルコとジーナを中心とした人間関係です。大きな戦争が終わった世界で、飛行艇パイロットたちはそれぞれ空賊になったり、その用心棒をしたり、空賊相手の賞金稼ぎになったりして暮らしています。いつまでも飛行艇にこだわっている姿は、男らしくも子どもっぽくもあり、男性が抱く「ロマン」を感じさせます。さらに注目したいのは、ポルコとジーナの大人の恋。お互いに好意を寄せていることを知っていそうな雰囲気なのに、それぞれ一歩踏み出さないのは、ポルコが豚人間だからでしょうか。それとも…?
大人のヒロイン・ジーナを演じるのは、「知床旅情」や「百万本のバラ」などで知られる加藤登紀子さん。本作でもしっとり大人ムードの主題歌とエンディング曲を歌っています。

【紅の豚・感想&レビュー】

「正直初めて見始めた時点では、豚だしな…と期待はほとんどしていませんでした。ですが、始まって15分もすればトリコになってしまうくらい、見た目はリアルな豚なのに、格好良さに惚れ惚れしてしまいました。また、ジブリならではだと思うのですがただ豚がかっこいいだけでもなく、最後まで楽しく見れましたし、考えさせられる面もありました。主人公の豚ポルコは元々人間で、なぜ豚になったのか明確には示されていないからこそ考えさせられました。人間ではない方が生きやすい事もあると密かに伝えられた気がしました。それとも飛行乗りの恋人が3回亡くなったジーナと恋仲になってまたつらい思いをさせないため?と色々想像して、見る人それぞれが結末や背景を考えられるのにストーリーが成り立っているところが、すごいです!」(くれない)

「主人公の豚さんがとにかく格好いいお話です。見た目は良くない豚さんですが、何か呪い?によって姿が変えられています。恐らく、昔は素敵なおじさまだったと思うのですが、作中で明かされる事は有りません。その豚さんが中心に話が進みます。中でも一番格好良く心に残っているセリフは「飛べない豚はただの豚だ」です。恐らく、豚さんになった事により、見た目だけでなく、身体能力も著しく落ちたのではないでしょうか?でも、豚さんになったとしても、主人公は格好いいです。内面からかっこよさがにじみ出ており、最後には豚さんが素敵に思えてくるハートフルなお話です。ヒロインの女性とも昔は何かあった風に書かれていますが、恐らくこれからも無いのでしょう。ハードボイルドな話です」(torunori)

「▼「紅の豚」についてもっと知りたい人は

ジブリ映画8「海がきこえる」(1993年)TSUTAYA DISCASで無料フル視聴OK

海が聞こえる,動画

引用: TSUTAYA DISCAS

【海がきこえる・あらすじ】

主人公・杜崎拓は、東京で1人暮らしをしている大学1年生。高校の同窓会のため、地元の高知県へと向かう途中の駅で、高校の時の同級生・武藤里伽子に似た女性を見かけます。高校2年の二学期から転校してきた里伽子は、美人で成績もよく運動神経もいい才色兼備ですが、どことなくクールで周囲に壁を作って孤立していました。拓は里伽子に恋心を抱く親友の松野豊を通して里伽子と知り合いになり、ひょんなことから拓と里伽子の距離は縮まっていくのでした。しかし、松野が里伽子に告白して振られたことをきっかけに、拓と松野、拓と里伽子の仲もギクシャクし始めてしまい、卒業するまで話をすることもないまま。高校時代のことを思い返している内に高知県に着いた拓は、同窓会で友人たちと再会し…。

【海がきこえる・見どころ】

『海が聞こえる』は、スタジオジブリの中でも異色の作品で、宮崎駿氏やプロデューサーの鈴木敏夫氏を起用せず、若いスタッフを中心に集められたことも特徴のひとつです。また、劇場用のアニメ映画でなく、テレビスペシャル用のテレビアニメとしての制作も初めてのこと。氷室冴子原作の小説を元にしていることもあり、とてもリアルで生々しさすら感じる青春時代の恋愛模様が瑞々しく描かれています。また、宮崎駿氏は『海がきこえる』に触発されて『耳をすませば』を制作したとも言われています。『耳をすませば』で初恋にとまどう思春期のときめきを感じた人は、『海がきこえる』も同様に楽しめるのではないでしょうか。『海がきこえる』の原作小説の挿絵を描いたのは、『魔女の宅急便』等ジブリ作品でも多数の原画や作画監督を担当している近藤勝也氏で、アニメ版でもキャラクターデザインを手がけているので、原作のファンも納得の作品となっています。舞台となった高知県にある名所や建物、東京の駅や街中なども忠実に描かれており、聖地巡礼も楽しい作品。ジブリ作品には珍しく専業の声優さんたちが担当しており、高知県の方言もしっかり指導されていますので、地元の高知を離れて暮らしている方にもなつかしく感じられることでしょう。

【海がきこえる・感想&レビュー】

「すれ違ってしまう2人の恋に関しての続きが気になってしまいます。駅での再会って何だかロマンチックな感じもしますが、恐い感じもします。でもそこがこの映画の醍醐味になっています。高校生の時って色々な方との出会いがあるのですがそこにちゃんと気づいてくれているのか、毎日をせわしく生きていくことにいっぱいになっているような気持ちになってしまいますが、人生って色んな方との出会いがあってヒントをもらえた気がします。気づかない色んな方との出会いって大切にしないといけないです。子供の時から見ていてどんどん成長していく感じも自分に似ているなとも思います。むしろ自分を振り替えさせられているような気分です。成長していく過程って何よりも大事なんだと思いました」(オレンジ)

「全体的に90年代の雰囲気が漂っていて味があり、現代とは違う世界観が広がっているのが非常に魅力的で最高でした。短編作品であるということで、それほど難しい内容となっておらずあっさりと見られるのもこの作品の魅力の一つかなと思います。ストーリー構成、作中の音楽、ファッション、キャラクターの声など全てにおいてクオリティーの高い作品に仕上がっていました。携帯電話がないことが当たり前の時代において、家電を利用して友達と連絡を取り合うシーンでは、これこそが子どもの姿で将来の良い思い出になるものだなとしみじみしました。現代ではほとんど考えられないので懐かしみが感じられて良かったです。ジブリ作品が好きだと言う人でまだこの作品を見ていない人には超オススメです」(さく)

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ジブリ映画9「平成狸合戦ぽんぽこ」(1994年)TSUTAYA DISCASで無料フル視聴OK

引用: TSUTAYA DISCAS

【平成狸合戦ぽんぽこ・あらすじ】

昭和40年代、ニュータウンの開発計画が立ち上がった東京郊外の多摩丘陵で平和に暮らしていたタヌキたちは、山や森が破壊され、住む場所を失う危機に直面して集結。総会を開き、人間を脅かしたり見誤らせる先祖伝来の「化け学」を復興させ、人間たちに戦いを挑むことを決意する。しかし、一年目は、若手のタヌキたちが人間を脅かすが成果は上がらず、二年目は、タヌキたちの抵抗運動が一部の関係者たちに工事を思い止まらせたものの、開発阻止までは至らなかった。そんななか迎えた三年目、四国に派遣されていた玉三郎が、名のあるタヌキ三長老を伴い帰郷。妖怪大作戦の発動が宣言される。

【平成狸合戦ぽんぽこ・見どころ】

高畑勲監督が原作・脚本・監督の3役を務めた初のオリジナル作品。スタジオジブリで初めて実写シーンのロケを敢行して制作されました。物語は、ニュータウンの開発が進む東京郊外の多摩丘陵地を舞台に、平和な暮らしを失う危機に瀕したタヌキたちが、先祖伝来の変化術である化学(ばけがく)を駆使して抵抗する姿を描きます。映画は、1994年の邦画・配給収入トップとなる26億円を記録。共生や自然、平和といった社会的要素を含みながら展開する笑いと感動の珍騒動がみどころ。声の出演は、野々村真さん、石田ゆり子さん、林家こぶ平さん(林家正蔵・9代目)、泉谷しげるさん、故・芦屋雁之助さんといった豪華キャストが勢揃いしました。

【平成狸合戦ぽんぽこ・感想&レビュー】

「登場するタヌキたちのキャラクターが個性豊かで愛嬌があってすごく魅力的です。みんなの仲間意識も家族みたいで、それぞれを大切に思っている様子が伝わってきて胸があたたくなります。でも、経済成長の中で環境が変わっていくことで、そのタヌキたちの間でも意見や思いが違ってくる切なさも感じながら、一世一代の化かし合いを決行するシーンは本当に迫力があって見ごたえがありました。ラストのシーンでは、人間界に溶け込んで生活する者や、タヌキのまま生活して車にひかれてしまう者など辛い部分もありましたが、幻でも開発地域が緑豊かな土地になっていくシーンは胸がいっぱいになって涙が止まりませんでした。心の底から環境問題について考えようと思いました。最後に流れる歌の歌詞もあたたかくて大好きです」(チコ)

「日常を失う危機に見舞われた狸たちが、自分たちの住処を守るために人間と戦っていく姿を描いた映画で、笑いと涙のバランスがとても良い。高畑勲監督のジブリ作品のなかで一番好きですね。何も考えずに楽しめる一方で、動物との共生とか平和についてなど色んなことを考えさせらえる。あと、人間の世界でも同じような争いは起こっていて、狸が人間に見えてきたり。見るたびに新しい気づきがあるので、色んなメッセージを感じられると思う。(Annさん)」

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ジブリ映画10「耳をすませば」(1995年)TSUTAYA DISCASで無料フル視聴OK

耳をすませば

引用: TSUTAYA DISCAS

【耳をすませば・あらすじ】

読書が好きな中学3年生の月島雫(本名陽子)は、図書館で自分が借りた本の読書カードに「天沢聖司」という名前があることに気づく。どんな人物か想像しては存在感が膨らんでいったある夏休み、雫は学校で見知らぬ男子生徒と出会い…。いつものように図書館へと向かった雫は太った猫を見つけ、追いかけているうちに古道具屋「地球屋」に辿り着く。店主の西司朗(小林桂樹)と意気投合した雫だったが、ある日雫が地球屋へ向かうと店は閉まったまま。途方に暮れた雫の前に現れたのはあの見知らぬ男子生徒で、彼こそが読書カードの天沢聖司(高橋一生)だった。
聖司はヴァイオリン職人を目指し、イタリア留学の許しも得たと聞いた雫は劣等感を覚えていた。しかし聖司の夢を聞き、雫も前からやりたかった物語を書く決心をする。

【耳をすませば・見どころ】

本作は柊あおいさんによる少女漫画が原作。古い漫画雑誌でたままた原作を目にした宮崎駿監督が気に入り、原作のストーリーとは違ったアレンジを加えて作られました。これまでファンタジー色の強かったジブリ作品の中でも、現代の日本を舞台に中学生同士の淡い恋心などを描いた作品で、リアルな日常とキュンが詰まったストーリーが人気です。また、主人公の相手役として登場する天沢聖司を、当時聖司と同年代の15歳だった高橋一生さんが演じていることでも有名!幼い頃から子役で俳優業をしていた高橋さんが、初めて声優としてメインキャラクターを務めた作品でもあります。1991年のジブリ映画「おもひでぽろぽろ」でも声優デビューしていますが、本格的な声の演技を本作で堪能できますよ。監督を務めるのは、宮崎駿・高畑勲両監督の作品をキャラクターデザインや作画監督として長年支えてきた近藤喜文さん。親しみやすいキャラクターと、リアリティのある細かい動きやアクションなどを得意としたアニメーターで、本作でもその手腕がたっぷり発揮されています!近藤さんは残念ながら1998年に47歳という若さで亡くなりましたが、唯一の映画監督作品となった本作は、今でも色あせずに多くの人から愛されています。

【耳をすませば・感想&レビュー】

「優しく淡い青春の1ページをそのまま描いたような作品で大好きです。図書館で偶然自分が借りた本に書かれていた、天沢聖司という名前を見たことから始まったストーリーはとても美しく綺麗です。なぜか、気になった本の読書カードに書かれている天沢聖司という名前。こんな風に、人は誰でも恋をスタートさせるのだと改めて感じさせられました。誰にでもありそうなストーリーだからこそ、共感できる部分も多く私自身、話にスーッと入り込めたのだと思います。最初は嫌なヤツと思っていたのも良くある恋愛スタートのパターンですし、ストーリーのラストに訪れる大好きだというシーンは、大人になってからもドキドキさせられました」(ゆう)

「ジブリ作品の中で一番好きな作品です。本が大好きな雫が借りる本の全ての図書カードに必ず書いてある憧れの天沢聖司との最初の出会いは最悪ですが、後にこの人が天沢聖司だと知る展開模様が堪らないです。図書館へお父さんの弁当を届けに行く途中の電車内で出会った猫に素敵な物語が始まりそうと、ワクワクしながら一生懸命追いかけて行き、そこで辿り着いたお店のおじいさんに出会うシーンも素敵です。その後、聖司が作ったバイオリンを弾いて雫が作詞したカントリーロードを歌うシーンがとてもキュンキュンします。その中へ聖司のおじいさんや仲間が色々な楽器を弾いて加わって行くところも微笑ましいです。中学3年生で勉強や進路や恋愛模様などとても悩ましい時期に自分の夢に向かって一生懸命頑張る2人の姿にとても勇気を貰える作品です」(ami)

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ジブリ映画11「もののけ姫」(1997年)TSUTAYA DISCASで無料フル視聴OK

もののけ姫,動画

引用: TSUTAYA DISCAS

【もののけ姫・あらすじ】

中世・室町期の日本。かつて大和朝廷の支配に抵抗し、東と北の間にある山里に追われたエミシ(蝦夷)一族の末裔アシタカは、人間への怒りと憎しみによってタタリ神と化したシシ神に死の呪いをかけられ、それを解くため遥か西方の地を目指して旅立つ。やがて、森を切り開いて鉄を作るタタラ場の民とその長エボシ御前や、森を守る山犬一族、そして山犬に育てられた人間の少女サンといったさまざまな人たちと出会っていくなかで、アシタカは自分が呪われた理由を知る…。

【もののけ姫・見どころ】

宮崎駿監督が構想16年、制作に3年をかけたオリジナル作品のジブリ映画「もののけ姫」は、人間への怒りと憎しみによってタタリ神と化した獣から死の呪いを受けた青年が、数奇な運命に巻き込まれていくストーリー。1997年公開時の興行収入は193億円を記録し、当時の日本興行記録を更新。さらに、2020年の再上映後は201.8億円に記録を更新しました。物語は、森に潜む荒ぶる神々と人間の戦いを軸に描かれていますが、登場人物それぞれが複雑な事情や違う価値観をもっているなかで、その対象は『人間対もののけ』という単純なものではなく、複雑に混沌。沸き起こってしまった問題はそう簡単には解決できず、勧善懲悪ではない物語が力強く描かれました。登場人物の声は、過去のジブリ作品にも出演した石田ゆり子さん、松田洋治さん、上條恒彦さんさんといったキャストを再度起用。加えて、田中好子さん、森繫久彌さん、美輪明宏さんといった豪華俳優陣が務めます。そして、主題歌「もののけ姫」を歌う米良美一さんの美しいカウンターテナーも話題に。キャッチコピーの『生きろ。』というメッセージは、厳しい現代を生きる人たちの心に刺さります。

【もののけ姫・感想&レビュー】

「アシタカもサンもお互いが信念を持ち、とてもかっこいいです。特にアシタカは、サンと出会ってから男らしさが増し、守るものが出来ると人はこんなにも強くなれるんだと感じました。また、サンも山犬に育てられたにも関わらず、人を愛し、慈しむ心をちゃんと持っていて、それはモロがサンを心から愛し、きちんと育てたからだと思いました。サンの存在が、動物の人間の共存が可能なのだと示しているのではないかと感じます。私たち人間は生きて行くためにどうしても自然の力を借りなければいけませんが、自然を破壊し過ぎないように考えなければならないと思わせてくれる作品でした。アシタカの言ったように、共に生きていけるように努力したいと思うようになりました」(のら)

「ジブリ映画の中では子ども向けというより大人向けの作品と思います。幼い頃初めて観た時は、戦いのシーンや暗めのセリフ、画面など、少し怖い印象で、楽しめなかった記憶があります(それほど印象的だったのだ、とも思います。)が、大人になってから観ると、その世界観の深さ、アニメーションの完成度の高さ、そして何より、作品の中で登場人物が「生きている」。それを強く感じて、とても好きになりました。ありそうで他には無い舞台設定。静と動の強弱に圧倒され心を持っていかれるストーリー展開。キャラクターそれぞれの特色あるコスチューム。森の神聖な生き物達の尊い描写。そして、作品全体から深く考えさせられる力強いメッセージ、等々、好きになる要素がたくさんあります。とにかく世界観に心もっていかれます!」(ぽん子)

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ジブリ映画12「ホーホケキョ となりの山田くん」(1999年)TSUTAYA DISCASで無料フル視聴OK

引用: TSUTAYA DISCAS

【ホーホケキョ となりの山田くん・あらすじ】

平々凡々な日常を送っている山田さん一家は、主人のたかし(声・益岡徹)をはじめ、妻まつ子(朝丘雪路)、祖母しげ(荒木雅子)、長男のぼる(五十畑迅人)、長女のの子(宇野なおみ)の5人と犬1匹の家族。ある日の休日、山田家は車でデパートへと出かけるが、その帰り、のの子が車に乗っていないことに気付く。のぼるは、母の買い物を椅子で寝ながら待っていた彼女を思い出し、一家は急いで引き返すことに。しかし街は大渋滞。彼らはのの子が誘拐されることを心配して焦っていた。一方、のの子は、迷子になっているのは自分ではなく大人たちだという考えの下、迷子の少年に声を掛ける。

【ホーホケキョ となりの山田くん・見どころ】

いしいひさいちさん原作による四コマ漫画をベースに、日本にありふれた平凡な家族・山田さん一家を、様々なエピソードを織り交ぜてユーモラスに描いたスタジオジブリ制作による長編アニメーション。監督・脚色は「平成狸合戦ぽんぽこ」の高畑勲さんが、撮影を「もののけ姫」の奥井敦さんが担当しました。平成期のジブリ作品としては最も興行収入が低かったものの、一度見たら心を掴まれる人が続出!家族の温かさや関わりが心に響き、高評価を獲得している作品です。声の出演は、朝丘雪路さん、中村玉緒さん、矢野顕子さん、富田靖子さん、古田新太さん、上岡龍太郎さん、笑福亭鶴瓶さんなど豪華俳優陣が勢揃いしました。

【ホーホケキョ となりの山田くん・感想&レビュー】

「誰が何と言おうと紛う事なき傑作です。ひとつの映画というよりも山田一家の様々なエピソードを織り交ぜたオムニバス的作品なので評価が難しいのも理解できますがこれはもっと評価されていいですしされるべき作品だと思います。また当時幼いながらに親に連れられて劇場で鑑賞した思い出はありますが中身は一切覚えていませんでした。 恐らく当時はなんだこれという感想になっていたと容易に想像できますが大人になった今観るととんでもなく素晴らしい映画だということに気づきました。とにかくうまいですしあらゆる面でそれを感じます。相変わらず表現力が化け物すぎる高畑勲監督による独特すぎるタッチの絵が天才的で芸術性にも優れているともなればもうお手上げ状態です」(かな)

「昔見たときはそこまでなかったが、子を持つ親になってからこの作品を見たらとんでもなく心に刺さった。とても良い。山田さん一家のような懐かしい日本の家族像は、日本人から見たら”ごく普通”でも、令和を生きる若者たちや外国人にとってはおそらく新鮮で、日本人の本質を知れるのではないかとも思う。敬遠する人も多いかもしれないが是非見てほしい。誰の心にも響く作品ではないかと思います。(賢治さん)」

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ジブリ映画13「千と千尋の神隠し」(2002年)TSUTAYA DISCASで無料フル視聴OK

千と千尋の神隠し,動画

引用: TSUTAYA DISCAS

【千と千尋の神隠し・あらすじ】

ごく平凡な10歳の少女・荻野千尋は、両親と引っ越し先へと向かう途中で道に迷い、森の中でみつけたトンネルから、人のない不思議な繁華街へと迷い込む。そして、無人の屋台に置いてあった美味しそうな食事を勝手に食べ始めた両親。一方、一人で町を散策していた千尋は、謎の少年・ハクと出会い「ここにいてはいけない」と追い返されてしまう。千尋は慌てて両親の元へと戻るが、二人は恐ろしい魔女・湯婆婆の力により、人間から豚に姿を変えられていた。やがて、湯婆婆に『荻野千尋』という名前を奪われ、『千』という名を与えられた千尋は、八百万の神様たちが入浴しに来る湯屋”油屋”で働きはじめる…。

【千と千尋の神隠し・見どころ】

2001年夏に公開されたジブリ映画「千と千尋の神隠し」は、宮崎駿さんが監督を務めた長編アニメーション。物語は、都会で何不自由なく暮らしている10歳の少女・千尋が、引っ越し先へ向かう途中に立ち入ったトンネルから異界へ迷い込んでしまうストーリー。豚に変えられた両親を救うため、そして元の世界へ帰るため、千尋は奮闘していくこととなります。映画は、宮崎監督が友人の子供を喜ばせたいと思ったのが制作のきっかけで、その10歳の少女が主人公・千尋のモデルに。宮崎監督は、探求心や冒険心のない普通の女の子が、”生きるために働く”という経験をすることで、生きる力を取り戻していく姿を描きました。声の出演は、柊瑠美さん、入野自由さん、夏木マリさん、内藤剛志さん、菅原文太さんといったベテランキャストが勢ぞろい。興行収入は316億円を超え、日本歴代興行収入第1位を達成。さらに、ベルリン国際映画祭では、アニメ作品としてはじめて”金熊賞”を受賞するなど全世界で高い評価を獲得しました。2020年には、日本歴代興行収入の1位の座を「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」に更新されたことも話題に。何年たっても世界中のファンから愛される作品です。

【千と千尋の神隠し・感想&レビュー】

「このアニメはすごくエンタメ要素が強い作品だと感じました。主人公がおかしなところに迷い込んでそこで働くことになって色々問題が起きるという内容で誰が見ても分かりやすい内容となっていて楽しめる作品だと思いました。またアニメのクオリティは間違いなく歴代ジブリの中でもトップクラスにだと思いました。それも合って結構前のアニメですが今でも普通に見れるくらい綺麗なアニメだと思いました。内容としては大人が見ても楽しめるだけでなく、小さいお子さんが見ても楽しめるという点でも良い思いました。これだけレベルの高いアニメは今後も出るかどうかと思うくらいかなりハイレベルのアニメだと思いました」(みい)

「これまで見たアニメ作品の中で最も美しい世界だと思います。湯屋の外から中、豚小屋など全体的に細部まで綺麗に描かれており、ひとつひとつの場所が映像として頭に思い浮かべることができます。登場人物も全員魅力的で、千尋を徹底的に無償でサポートしてくれるキャラクターもいれば、社会の厳しさを教えるかのように成果を出していくことで認めてくれるキャラクターなど、現実的な部分を残しつつも非常に温かさを感じる登場人物ばかりだと思います。特に湯婆婆は千尋に優しいキャラクターではないですが、どこか筋が通っていて悪役的な部分を持ちながらも非常に好感の持てる独特なキャラクターだと思いました。このように非常に美しい世界と多種多様な温かいキャラクターが最高と言える作品だと思います」(kei)

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ジブリ映画14「ハウルの動く城」(2004年)TSUTAYA DISCASで無料フル視聴OK

ハウルの動く城,動画

引用: TSUTAYA DISCAS

【ハウルの動く城・あらすじ】

三姉妹の長女として、亡き父が遺した帽子屋を一人で切り盛りする18歳のソフィー。ある日、兵隊から絡まれていたところを、「女の子の心臓を食べる」と噂される美形の魔法使い・ハウルに助けられるが、ハウルを狙う荒地の魔女から、90歳の老婆の姿になる呪いをかけられてしまう…。その後、呪いを解くためのヒントを探しに向かった荒地で、カカシの”カブ”と出会い、カブが連れてきたハウルの動く城に辿り着いたソフィーは、家政婦として城に居座ることを決意。ハウルや火の悪魔カルシファー、ハウルの弟子マルクルらとともに共同生活をスタートさせる。やがて皆は心を通わせてくが、そんな彼らに戦争の影が忍び寄ってきて…。

【ハウルの動く城・見どころ】

2004年に公開されたジブリ映画「ハウルの動く城」は、宮崎駿さんが監督を務めた長編アニメーション。物語は、魔法が共存する19世紀のヨーロッパを舞台に、呪いにより90歳の老婆にされた少女ソフィーと、美形の魔法使いハウルが、戦争に巻き込まれながら心を通わせていくストーリー。イギリスの女性作家ダイアナ・ウィン・ジョーンズのファンタジー小説「魔法使いハウルと火の悪魔」が原作ですが、物語後半からは原作と全く異なり、宮崎監督の“戦火の恋を描くべき”との思いから戦争を軸に展開。”老い”や”戦争”といった壮大なテーマが描かれているなかで、居場所を求めている登場人物たちの成長を描きます。そして、登場するキャラクターは、ソフィーやハウルをはじめ、荒地の魔女や動くカカシ、憎めない火の悪魔など魅力的。声を木村拓哉さん、倍賞千恵子さん、美輪明宏さんといった豪華俳優陣が務めることも、公開前から大きな話題に。公開当時の興行収入は196億円にのぼり、「千と千尋の神隠し」に次ぐジブリ史上第2位の記録を樹立。今なお多くの人に愛される作品です。

【ハウルの動く城・感想&レビュー】

「この作品は独特な世界観の中に、切なさや愛が溢れていたのが良かったです。ハウルはスタイルもよくてミステリアスな雰囲気がかっこよかったです。冷静で何を考えているのかわからない感じがハルウらしかったです。そんな中で突然ソフィーがあばあちゃんになってしまったのは、なんとも言えない気持ちになりました。でもハウルの動く城に出会って、そこにいられることになったのはホッとしました。ハウルもソフィーのことを気にかけていたのが優しさを感じます。さらにハウルとソフィーが踊りを踊っていたのが素晴らしいです。とても優雅で見ていて思わずうっとりしてしまうのような美しさがありました。お互い手と手を取り合う感じが絶妙で良かったです」(きあ)

「この作品は、ストーリーももちろん、とても素晴らしくて素敵ですが、ストーリーの他にも木村拓哉さんをはじめ、美輪明宏さんや大泉洋さんなどの豪華俳優陣が声優を務められていて、その声が作品のアニメーションとの相性も、ぴったりで最高でした。そして作中にかかる音楽も、すごく良くてストーリーの世界に臨場感を与えてくれていて、より一層ストーリーに惹きこまれました。ファンタジーであり楽しげで、けれど、どこか儚げで切なさを感じるところが、とても好きです。この作品は、何度観ても飽きないですし、何度観ても観たくなって画面の中にいるハウルやソフィーたちに会いたくなってしまいます。公開当初から今でも変わらず大好きな作品です」(マシュ)

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ジブリ映画15「ゲド戦記」(2006年)TSUTAYA DISCASで無料フル視聴OK

ゲド戦記,動画

引用: TSUTAYA DISCAS

【ゲド戦記・あらすじ】

映画『ゲド戦記』は、アーシュラ・K・ル=グウィンの小説を元にして宮崎駿氏が描いた絵物語『シュナの旅』を原案とし、宮崎吾朗監督の独自解釈による脚本という複雑な構想を経て製作されています。『ゲド戦記』の舞台は、複数の島からなるアースシー。その中のひとつの国であるエンラッドの王子・アレンは、闇にとらわれて心の均衡を失い衝動的に父王を殺害してしまいます。国を捨てて逃げ出したアレンは、放浪中に大賢人・ハイタカに命を救われ、世界に災いをもたらす根源を探す旅に同行することに。旅の途中、顔に火傷の痕がある少女・テルーと出会い、心を通わせるアレン。そして、ハイタカに恨みを持ち世界の均衡を崩そうとする魔法使い・クモと対峙することになるアレンだったが・・・。

【ゲド戦記・見どころ】

原作は、ファンタジー作品の古典として世界中で多くの人に読まれ、近年のヒット作にも影響を与えているアーシュラ・K・ル=グウィンの小説『ゲド戦記』。魔法や竜の存在する世界観ですが、自身の心の闇に飲まれそうになる主人公アレンや、辛い過去を持ちながらも命の大切さを知るヒロイン・テルーなど、現代の閉塞感を持つ若者にも共感を得やすいキャラクターが描かれています。全体的に暗い雰囲気で重いテーマを扱った作品ですが、己に打ち勝つ強い心や命を大切にする優しい心を持つなど、人間的な成長に欠かせない要素も詰まっています。また、この世界では通り名とは別に真(まこと)の名を持っており、人に真の名を教えることはその者の掌中に己の魂を委ねることと同じという設定があります。登場人物であるアレンやテルー、ハイタカにも真の名があり、それが明かされることで物語も大きな展開を迎えるのです。
真の名と共に、それぞれの登場人物の過去や背景についても考察をめぐらせるなど、一度見ただけではわからない楽しみ方もできそうですね。今作が初監督となった宮崎吾朗監督と偉大な父・宮崎駿氏との確執など、作品外でも語られる要素が多いのも特徴。
当初は息子が監督となることを反対していた宮崎駿氏を唸らせたという、宮崎吾朗監督が描いた「竜とアレンが向き合う絵」は見逃せません。もともとは建設コンサルタント・環境デザイナーであったという宮崎吾朗監督の描く美しい街並みや歴史を感じさせる建造物も見ものとなっています。声優を務めるのは、岡田准一さんをはじめとして、田中裕子さん、香川照之さん、内藤剛志さんなど名優ぞろい。また、ヒロインの声を演じた手嶌葵さんの「テルーの唄」も必聴です。

【ゲド戦記・感想&レビュー】

「ゲド戦記は世界三代物語のひとつであるとても有名な物語です。こちらの映画は、この物語に「シュナの旅」である宮崎駿作品の漫画ももとに作られています。監督は宮崎吾朗さんで、デビュー作にもなります。映画化は難しいとされていた作品ということもあり賛否両論になりますが、個人的には今までのスタジオジブリの作品とは雰囲気がかなり違います。作品の雰囲気が一環としてダークさを持っていて、始まり方もが絶望的な雰囲気です。主人公の周りは死を予感させるものが多いのも特徴です。いろいろと辻褄が合いにくいところがあり、そこが意見の分かれるのですが、言葉の力、希望を持って生きることというメッセージを考えていくとこの作品はとても分かりやすくおもしろいと感じます」(mom)

「ゲド戦記の感想ですが作画はさすがジブリなだけあって相変わらずすごいと思いました。ですが、ストーリーについては正直あまりしっくりこないと感じたというのが正直な感想です。特にそう感じたのがゲド戦記というタイトルでありながらゲド自身が戦っている描写はなく何が戦記なのかと思ってしまいました。せめてもう少し戦記物っぽい感じのストーリーになっていれば納得できる部分があったと思うので巣が実際は戦記物っぽさがないようなストーリーとなっていて最後の戦いでもなんだかよく分からないうちに戦いが終わっていたという感じがしたので残念だと思いました。もう少しストーリーで盛り上がるものが欲しかったのでアニメのクオリティは高くて良かったですがそこだけ残念でした」(みい)

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ジブリ映画16「崖の上のポニョ」(2008年)TSUTAYA DISCASで無料フル視聴OK

崖の上のポニョ,動画

引用: TSUTAYA DISCAS

【崖の上のポニョ・あらすじ】

崖の上の家に住む5歳の少年・宗介は、海辺で瓶から抜けなくなっている魚を見つけて助けます。それは、海の女神である母グランマンマーレと、かつて人間だったものの今では海の住人となった魔法使いの父フジモトの娘である魚の女の子。宗介はポニョと名付けた魚の子を自分が守ると決意し、ポニョもそんな宗介が大好きになります。しかし、フジモトは人間の時代から海の時代へと戻そうと画策しており、ポニョを取り戻しにやってきます。一時は海の中へと連れ戻されてしまったポニョでしたが、妹たちの助けを借りて魔力を得て、人間の姿になって宗介の元へと現れます。その女の子を見てすぐにポニョだとわかった宗介。宗介の母リサは、そんな2人を温かく見守ります。ところが、魔力がまき散らされて暴走した海の世界は、大津波となって宗介たちの住む町に襲いかかってくるのでした。

【崖の上のポニョ・見どころ】

映画『崖の上のポニョ』は、アンデルセンの童話『人魚姫』をモチーフに、宮崎駿氏が構想から原作・脚本・監督を担当して製作された長編アニメーション映画です。『崖の上のポニョ』といえば、劇中のストーリーよりまず、幼い女の子とおじさんの組み合わせで一世を風靡した主題歌「ポーニョポニョポニョさかなのこ♪」というフレーズが思い浮かぶのではないでしょうか。主題歌はタイトルと同じ「崖の上のポニョ」で、大橋のぞみちゃんの無垢な歌声に宮崎駿氏も癒されたそうです。また、ほかのジブリ作品と同様、『崖の上のポニョ』も手書きによる素晴らしい作画が必見。波を描くのが大変だからと宮崎監督すら敬遠してきた海の世界が舞台であり、美しい海中の様子だけでなく、人の世界に迫る禍々しさすら感じさせる津波の描写は、ほかにはない独特のタッチで描かれています。『崖の上のポニョ』の特徴として、ストーリーの展開に脈絡がなく、最後まで見終わっても謎が残って釈然としないという感想を持つ人も多いのではないでしょうか。宮崎監督は「スピード感と勢い」を重視し「ルールが何にも分からなくても分かる映画」を目指したと語っています。難しいことは考えず、世界観に浸って次々に起こる状況を純粋に楽しむ子どもの心で視聴してみるのはいかがでしょうか。

【崖の上のポニョ・感想&レビュー】

「ポニョとそうすけの会話がとてもかわいくて癒されます。また、りさの作ってくれたラーメンをポニョとそうすけが食べるところは何度見てもおいしそうだなと思います。さらに、ポニョを守るためにそうすけが頑張るところは涙が止まりませんでした。自分がそうすけの年齢だったらあそこまでポニョのことを守れないなと思いました。そして、そうすけのお母さんであるりささんがとても勇敢だなと思いました。海に出ているそうすけのお父さんとモールス信号でやりあうシーンはとてもおもしろかったですし、それをそうすけが代わりにやってあげてるところもかわいいなと思いました。タイトルを見たときははてなが浮かびましたが、とてもおもしろい作品です」(そんほん)

「ジブリアニメーションの中でも好きな作品のひとつです。ポニョが可愛い!特に人間になる前のポニョが可愛いと思います。そうすけとポニョのシーンでいちばん好きなのは、ポニョがハムを食べるシーンです。そのシーンが好き過ぎて、そこだけ何度も観ました(笑)ジブリ作品を観ていつも思うことは、声優がいいなということです。プロの声優さんよりも俳優、女優が起用されることが多く、アニメーションのキャラクターに自然と馴染んでいて、毎回すごいなと感動させられます。崖の上のポニョでいちばん好きだったのはポニョのお父さん役の所ジョージさんです。聞いてすぐ所ジョージさん!と分かりましたが、確かにポニョのお父さんの声はこんな声だろうなと納得させられました」(えま)

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ジブリ映画17「借りぐらしのアリエッティ」(2010年)TSUTAYA DISCASで無料フル視聴OK

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引用: TSUTAYA DISCAS

【借りぐらしのアリエッティ・あらすじ】

映画『借りぐらしのアリエッティ』は、メアリー・ノートンのファンタジー小説『床下の小人たち』を原作としています。郊外に建つ広い庭のある古い屋敷。その床下には、人間から隠れつつ日用品を少しずつ借りながら暮らしている小人の家族、父ポッド、母ホミリー、もうすぐ14歳になる娘アリエッティがいました。お屋敷に住んでいる人間は、女主人の貞子とお手伝いのハル、そして貞子の親類で病気療養のためにやってきた12歳の少年・翔。小人たちは人間に姿を見られてはいけない掟がありましたが、好奇心旺盛なアリエッティは、「借り」の途中で翔に姿を見られてしまいます。ポッドとホミリーは人間を脅威に感じ心配するものの、アリエッティは物静かでどこか陰のある翔とコミュニケーションを取るように。翔も小人の存在は人に話さず、アリエッティに優しく接しますが、小人を捕まえようとたくらむ人間もいて・・・。

【借りぐらしのアリエッティ・見どころ】

本作は、劇場公開される40年も前から、宮崎駿氏と高畑勲氏が構想を考えていた企画で、スタジオジブリの中でもアニメーターとして屈指の画力を誇る米林宏昌氏に監督を託された作品です。その映像は非常に美しく、小人目線で描かれる人間の使う日用品や食料、草花や虫たち、雫の一滴に至るまで実に細かく描かれています。原作であるファンタジー小説『床下の小人たち』は、1952年に出版されカーネギー賞を受賞した名作。魔法などは登場せず、人間からこっそりとものを借りながら暮らす小人たちの躍動感が見事にアニメ化されています。そんな小人たちの生活をのぞき見するようなワクワク感に加え、病弱でどこか陰のある美少年・翔と、小人の少女アリエッティとの淡い恋物語も見もの。決して結ばれることのない種族の異なる2人が心を通わせていくシーンは美しくも切なくもあり、その後の展開も気になるところです。また、映画の主題歌に起用された「Arrietty’s Song」は、ハープ奏者のセシル・コルベルが歌うケルト音楽風の楽曲。少し陰鬱な雰囲気もある『借りぐらしのアリエッティ』ですが、独特な切なさを感じさせる曲調がぴったりと合っています。人間を脅威に感じる小人たちに親切にする翔ですが、人間がみんな異種族を受け入れてくれるわけでもなく、だんだんと数を減らしていった小人たち。今でも小人はどこかでひっそり暮らしているのではないか、そんな期待と少しの切なさを感じさせる作品となっています。

【借りぐらしのアリエッティ・感想&レビュー】

「当時映画館で見たのですが、個人的にかなりお気に入りになったので2回も見に行ってました。仮暮らしをしてる小人という設定がとても新鮮で、人間に見つかってはいけないという決まりだったので、最初男の子に見つかりそうだった冒頭はドキドキして見てました!また小人の住人が人間の使うあらゆる道具を、面白く活用している生活の様子が絵に現れていて、絵の描写がとても丁寧だった印象が残っています。正直今のジブリよりかはこの頃の方が、まだ魅力あふれる作品を作っていたように思われます。起承転結…かは分かりませんが、物語の佳境は子供だったので終始手に汗を握って見てました。また人間の男の子と主人公アリエッティの関係も素晴らしかったです、恋愛というよりは友情視点で見てましたが、ぜひあの男の子にはこれからも生きててほしいです」(きのこたけのこ戦争のきのこ派)

「とても優しい気持ちになる作品だと思います。家族愛を凄く感じることができました。ドールハウスの中で小人一家が協力しあって人間にバレないように生活すると言うほっこりするけれども、スリルがある毎日を覗き見できているような気がしてとても優しい気持ちになりました。声優さん達の声も非常に柔らかいものだったのでこの作品にぴったりだと思いました。また柔らかい声だからこそ映像と相まって見ている人たちを温かい気持ちにさせてくれる作品だと思います。絵本の中の世界を覗き見できているような感覚はなかなか今まで他の映像を通して感じた事はなかったので、とても新しい感覚でした。ハラハラとするスリルもありつつ、家族愛に溢れた暖かい作品だと思いますので多くの人にお勧めしたいと思います」(yui)

「▼「借りぐらしのアリエッティ」についてもっと知りたい人は

ジブリ映画18「コクリコ坂から」(2011年)TSUTAYA DISCASで無料フル視聴OK

コクリコ坂から,動画

引用: TSUTAYA DISCAS

【コクリコ坂から・あらすじ】

昭和38年の横浜。海の見える自宅兼下宿の「コクリコ荘」を、母に代わって切り盛りしている高校2年生の松崎海(長澤まさみ)は、朝鮮戦争で亡くなった父を偲んで、毎朝庭に旗を掲げることを習慣としていた。海が通う高校では、「カルチェラタン」と呼ばれる部室棟の取り壊しを巡って論争が起こっていた。カルチェラタン存続運動の中心人物である3年生の風間俊(岡田准一)と知り合った海は、カルチェラタンの存続に協力するうち、お互い惹かれ合っていく。しかしある写真がきっかけで、俊が急によそよそしくなってしまった。海が問いただすと、俊と海の父親が同じ人物であり、自分たちが兄妹であるとわかったのだと言い、これまで通り友達でいようと告げられる…。

【コクリコ坂から・見どころ】

原作は1979年から全8話で連載された同名コミックで、設定や登場人物の名前などを変更して宮崎吾朗監督によりアニメ化されました。特に注目されたのは、長澤まさみさんと岡田准一さんの共演!長澤さんは本作でジブリ映画に初出演、岡田さんは2006年の「ゲド戦記」に続く2作目の出演です。2人の高校生による交流と淡い恋を中心に描きながら、登場する街や風景にはジブリらしさがたっぷり。テーマとしてこだわっているのは歴史ある建物です。主人公が暮らすコクリコ荘や文化部の部室棟でもあるカルチェラタンをはじめ、懐かしい昭和の雰囲気そのままの横浜の街並みは必見!物語の舞台は終戦から18年後、日本で初めて開催される東京オリンピックが目前に迫った頃です。高度経済成長の中、高校に通い自分の正義を貫き通そうとする学生たちの青春はもちろん、戦争を生き抜いた親世代の青春も描かれ、親子2代に渡った青春模様が重なっていきます。まったく違う時代背景の青春を描くことで、日本の歴史を感じさせるだけでなく、自分たちは今どういう時代に生きているのかを改めて考えるきっかけにもなる作品ですよ。

【コクリコ坂から・感想&レビュー】

「私はこの作品は究極のラブストーリーだと思います。観るたびに胸が苦しくなって、ときめいて、本気の恋って素敵だなぁと幸せな気持ちになります。いつもの日常と何も変わらないのに、大切な人ができた、ただそれだけで世界が変わります。学校に行くこと、友達と話すこと、掃除をすること、家事も勉強も何もかもが楽しくて、世界のすべてが輝いて見えます。この作品の素敵なところは登場人物の全員が魅力的なところと、主人公の海ちゃんが好きになる俊くんがかっこよくて、イケメンで、紳士で「そりゃ好きになるよなぁ」と納得の素敵な男性だということです。2人の恋は前途多難で、気持ちは同じなのに苦しい出来事ばかり。その繊細で難しい感情を素晴らしい画と声優を務めた俳優さんたちが表現しているため、一瞬も飽きることなく観ることができます」(みさき)

「この作品で好きなシーンは、コクリコ荘で主人公の海が美味しそうな朝食を作り、食卓に並べ、個性豊かな住人達がそれぞれの朝の顔で美味しそうに食すところです。あとは、学園のいろんな部室が集まっているぼろぼろの建物であるカルチュラタンの雰囲気です。ノルタルジックで、哲学的で、学生のパワーが集まっており、手をかけて作られている雰囲気が伝わります。その時代の横浜の雰囲気もよく、日本的だったり、ちょっと異国の雰囲気が漂っていたり、素敵です。自分はそんなに青春謳歌!という学生生活ではなかったけども、この作品を観ている間は、なぜだか登場人物たちと一緒に学生生活を送って活動しているような気持ちで感情移入できます。音楽も軽快でコミカルなものもあり楽しめます」(かるちゅらたん)

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ジブリ映画19「風立ちぬ」(2013年)TSUTAYA DISCASで無料フル視聴OK

風立ちぬ,動画

引用: TSUTAYA DISCAS

【風立ちぬ・あらすじ】

映画『風立ちぬ』は、実在の航空技術者である堀越二郎をモデルとし、堀辰雄の小説から着想を得て、宮崎駿氏が描いた連載漫画『風立ちぬ』を原作として製作されました。子供のころから飛行機に憧れを抱いていた堀越二郎は、夢の中で尊敬するイタリアの航空機設計者・カプローニ伯爵に励まされ、飛行機の設計家を目指すようになります。そして大学在学中に関東大震災が発生、その時汽車に乗り合わせていた令嬢・里見菜穂子と女中を助けた二郎は、大学卒業後に飛行機開発会社「三菱」に就職。飛行機造りに励む二郎でしたが、完成した飛行機は空中分解。落ち込んだ二郎は避暑地で休養中、運命的に再会した菜穂子と恋に落ち、二郎は菜穂子へプロポーズ。挫折も乗り越え飛行機造りに没頭するも、二郎を支える菜穂子は持病の結核が悪化してしまい・・・。

【風立ちぬ・見どころ】

映画『風立ちぬ』は、スタジオジブリの長編作品では初めてとなる実在の人物をモデルにした作品です。
舞台は大正から昭和前期、関東大震災や戦争、大恐慌など過酷な時代のまっただ中にある日本。零戦を完成させた実在する飛行機の設計技師・堀越二郎の約30年分もの半生を描いた物語です。これまでのジブリ映画とは一線を画し、ファンタジーよりドキュメンタリーの要素が強いものの、主人公の二郎が夢の中で出会う憧れの設計士・カプローニとの時空を超えた友情は、冒険に向かう時のわくわく感を盛り上げてくれます。美しいアニメーションはさらに進化し、魅力的なキャラクター達、緑の多く残る日本の風景、洗練された飛行機のフォルム、震災時の迫力のある大地の動きなどみどころは多数。そして、注意深く聴いてみるとわかるのが、飛行機のプロペラ音や墜落時の衝撃音、車のエンジン音や関東大震災の地響きの音などの効果音が人の声で作られていること。どことなく不気味さもある、これまでにない独特な音の使い方を耳で感じてみてください。本作は、戦争や飛行機を主題に描かれた映画と思われがちですが、宮崎監督は「自分の夢に忠実にまっすぐ進んだ人物を描きたい」と語っています。過酷な環境の中でもたくましく生き抜いていく人たちや、夢を諦めず人生をかけて取り組む人、そして純粋で切ないラブロマンス、それらのヒューマンドラマが詰め込まれた『風立ちぬ』は、子供の頃にジブリ映画に親しんだ大人たちにも楽しめる作品となっています。

【風立ちぬ・感想&レビュー】

「ジブリ映画「風立ちぬ」は、宮崎駿監督が堀越二郎をモデルに制作したアニメ映画です。 この作品は堀越二郎の半生を描きながら、戦争に翻弄される若者と混乱していた日本の様子を描いた映画になっています。 堀越二郎は「零戦」の設計者です。「零戦」はもともと戦争用設計したのではなく、戦前に普通の航空機として設計されました。戦争がはじまり軍事用に改造されたのです。 戦争が始まって人々の位がどう変わったのか、当時の若者たちはどのように過ごしていたのかなど当時の様子が勉強になりました。  主人公がプロペラ機に魅せられて飛行機の設計を夢に見たり、豪華な観光用の飛行機を設計しようと夢見る様子がとても生き生きとしていてとても素敵でした」(veryberry)

「戦争や飛行機に関しては詳しくないのであまりピンと来なかったけれど、主人公とヒロインの恋愛部分がとても切なく美しくて泣けた。ユーミンの主題歌もぴったりだし、主人公の吹き替えをした庵野さんの素朴な声もよかった」(moriさん)

「▼「風立ちぬ」についてもっと知りたい人は

ジブリ映画20「かぐや姫の物語」(2013年)TSUTAYA DISCASで無料フル視聴OK

引用: TSUTAYA DISCAS

【かぐや姫の物語・あらすじ】

竹林にやってきた竹取の翁は、光り輝く不思議なタケノコの中から、掌の大きさしかない小さな女の子をみつけ、家へと大事に連れて帰る。これは子供のいない自分たちへの天からの贈り物だと考えた翁夫婦は、二人の娘として大切に育てはじめた。そして、半年あまりで少女へと成長した娘は、村の少年・捨丸らと遊びながら天真爛漫に成長。そんな中、山仕事に行くたびに、竹の中から砂金や高価な衣装を見つけていた翁は、娘を立派な女性に育てようと天から言われているのだと考え、都に屋敷を建てて移り住み教育することに。そして美しく成長した娘は、かぐや姫と名付けられる。やがて姫の美しさを聞きつけ、5人の求婚者が現われるが…。

【かぐや姫の物語・見どころ】

誰もが知る「竹取物語」を原作とした、2013年公開のジブリ映画。これまで「平成狸合戦ぽんぽこ」など数多くの作品を生み出してきたアニメーション映画監督・高畑勲さんにとって生前、最後の作品です。映画は8年間の制作と、破格の50億円を超える制作費が投入された超大作。竹の中から見出され、美しく成長したかぐや姫が求婚者たちを断り、迎えに来た使者とともに月へと戻ってしまうという原作「竹取物語」を軸に、姫の犯した罪と罰にスポットをあてながら、姫の”心”を描いているのがみどころ。声は、かぐや姫を朝倉あきさんが演じるほか、高良健吾さん、故・地井武男さん、宮本信子さんといった豪華俳優陣が勢揃いしました。柔らかなタッチで描れた美しい世界観に注目です!

【かぐや姫の物語・感想&レビュー】

「有名な竹取物語が原作のこのアニメは、今までにない、手書き風の人物が柔らかく動き、色が淡い景色も素敵で、印象的でした。昔の物語の幻想的な表現が素晴らしいと思いました。子どもの頃の姫のおてんばさや、捨丸との淡い恋も新鮮でした。翁たちの愛情を受けて育つと、きっとこうなるだろうと、想像するのも楽しかったです。後半は、姫をお嫁に欲しいと5人の公達が来たので、姫は無理なことを言いながらも楽しそうではなかったですが、大人になった捨丸と空を飛ぶ場面は幸せそうでした。人間らしい表情や言動が、別れの場面につながっていくのが悲しかったです。でも、月からの天人たちが、楽器を演奏しながら、楽しそうに近づいてきたのには驚きました。別れは辛いことだけれど、今までの楽しかった思い出は消えないという前向きさを感じました」(さがみ)

「かぐや姫こ物語は日本最古の物語なので、子供の頃から知っている有名なお話です。手描きの絵がとても素敵で美しく、この手作り感がどこか懐かしい気持ちにさせてくれます。とにかく絵の魅力が素晴らしくて、それだけでも感動してしまいました。かぐや姫の喜怒哀楽についつい感情移入してしまいます。全体的に通してみてみると、決して楽しめるような感じでもなく、明るいようなストーリーではありません。どこか切なくて、つらくて、悲しいようなストーリーだなと感じました。とても深みがあって、そこがこの映画の一番の魅力的なところだと思いました。家族で見ましたが、家族を大切にしたくなるようなそんな気持ちになりました。また見たいです」(もか)

「▼「かぐや姫の物語」についてもっと知りたい人は

ジブリ映画21「思い出のマーニー」(2014年)TSUTAYA DISCASで無料フル視聴OK

引用: TSUTAYA DISCAS

【思い出のマーニー・あらすじ】

札幌に暮らす12歳の少女・佐々木杏奈(声・高月彩良)は、実の両親と祖父母を幼少期に相次いで亡くし、里親である佐々木頼子に育てられたが、最初は仲がよかった頼子とは、ある出来事をきっかけに溝ができ、それと同時に、杏奈は感情を表に出さなくなっていた。そんな中、学校でも孤立していた杏奈は持病の喘息が悪化。夏休みの間だけ、療養のために田舎の海辺の村に暮らす親戚の家で生活することに。そこでも同世代の子供たちに馴染めない杏奈は、ある日、村の人々が「湿っ地屋敷」と呼び、しばらく誰も住んでいないという湿原にある古い洋風のお屋敷で、金髪の不思議な少女マーニー(有村架純)と出会う。

【思い出のマーニー・見どころ】

イギリスの作家ジョーン・G・ロビンソンによる児童文学を、スタジオジブリがアニメーション映画化。監督は「借りぐらしのアリエッティ」でデビューした米林宏昌さんが手掛けました。物語は、舞台を北海道に置き換え、心を閉ざした12歳の少女・杏奈が、海辺に暮らす金髪の少女マーニーと秘密の友だちとなり、体験するひと夏の不思議な出来事を描きます。心を閉ざしていた安奈が、マーニーと触れ合ううちに心を開いていく様子や繊細な心の描写などがみどころ。杏奈役は高月彩良さんが、マーニー役は有村架純さんが、ジブリ作品初参加でアニメ映画の声優に初挑戦し、大泉洋さんらTEAM NACSのメンバー全員が声優として参加していることも話題に!

【思い出のマーニー・感想&レビュー】

「金曜ロードショーで見ました。 もともと宮崎駿監督の「借りぐらしのアリエッティ」や「ハウルの動く城」のような美しい自然を描いたアニメが好きでした。この作品も日本の美しい海辺の風景と豪華な洋館のパーティーの描写など、見ていてとても面白かったです。 特に謎めいたストーリーと美しい背景にとても引き込まれました。 この作品のストーリーは、海辺の洋館を舞台に病弱な女の子がひと夏を過ごすミステリーです。マーニーの正体や、不思議な洋館の歴史、主人公の先祖などいろいろな謎がちりばめられていて、ストーリーが進むに連れて全貌がわかってきます。ストーリー構成や海辺の洋館という設定は、「華麗なるギャツビー」に似ていると思いました。 お子さんと夏休みに視聴するととても楽しめる作品です」(veryberry)

「場所のモデルが釧路湿原だと聞き地元が近いので、特別思い入れがあります。アンナが心に年相応の悩みや、それ以上の孤独を抱えている時に静養先でマーニーに出会い、その時のマーニーの現実離れした優雅さや明るさがとても良く表現されていて良かったです。アンナとマーニーが親しくなると共に2人の間に時間に歪みが生じる場面は見ている側を不安にさせ、色々と考えを巡らす特別な場面でした。その歪みがマーニーの過去だと知った時納得すると共に、祖母であるマーニーが赤ちゃんのアンナに昔聞かせた話だと知った時は、2人の孤独が重なりマーニーがどんなにアンナと娘を愛していたか、その中での孤独と寂しさを感じて胸がとても辛かったです。思い出のマーニーは見た人に特別な切ない感情や幸せを与えてくれるとても素晴らしい作品でした」(ジンア)

「▼「思い出のマーニー」についてもっと知りたい人は

ジブリ映画22「レッドタートル」(2016年)TSUTAYA DISCASで無料フル視聴OK

引用: TSUTAYA DISCAS

【レッドタートル・あらすじ】

嵐で荒れ狂う大海原に放り出された一人の男が、九死に一生を得て無人島にたどり着いた。男は木でイカダをつくり、無人島からの脱出を必死に試みるが、見えない力によってイカダが壊され、何度も島に引き戻されてしまう。そんな絶望的な状況の中、途方に暮れる男の前に、ひとりの女性が現れる。

【レッドタートル・見どころ】

2000年に発表した「岸辺のふたり」でアカデミー短編アニメーション賞を受賞したオランダのマイケル・デュドク・ドゥ・ビット監督が、8年の歳月をかけて完成させた初の長編。第69回カンヌ国際映画祭ある視点部門で特別賞を受賞するなど、海外で高評価を獲得した作品です。スタジオジブリが初めて海外作家の映画製作に参加し、高畑勲監督がアーティステックプロデューサーとして、製作に関わったことでも話題に。物語は、嵐に巻き込まれて難破し、ウミガメや鳥たちが暮らす無人島に流れ着いたひとりの男の姿の一生が、全編セリフ無しで描かれ、美しくも時に荒々しいアニメーションで展開する独特の世界観に引き込まれること受け合いです。

【レッドタートル・感想&レビュー】

「とても静かなシーンの連なった不思議な映画。無人島に流れ着いたひとりの男が、島から脱出しようと試みるも失敗し浜辺に戻ってしまう。それが赤いウミガメの仕業なのか説明もないまま、その赤いウミガメを殺してしまう悲しさ。さらには、その亀から女が出てきて恋をする2人、いったい何を意味するのだろうかと考えながら深読みしてしまう。もしかしたら、男に恋したがゆえの女の独占欲を表しているのであろうか。男に恋をした赤いウミガメが彼を独り占めしたかったため、島の外に出るのを阻んだのかも知れない。あるいは、島の外に出ることは命の危険が伴うため、赤いウミガメが行く手を阻んで男を助けたという可能性もなくはない。いずれにせよ女性の執念の怖さを感じさせてくれた愛の映画である」(aritoartdesign)

「映画の中で一切セリフがないので、良いという人と悪いという人が二極化する作品だと思います。私は作品の内容を理解するには時間がかかったけれどもセリフが一切ないのも自分でストーリーを解釈できると思うので良いと思います。この作品は日本とフランスとベルギー3か国の共同作品として作られたと聞いて、セリフが付けば翻訳が必要になって3か国それぞれの物語になってしまうけれどもこの作品はセリフがなく、登場人物も男と女と息子と名前がないので、物語の固定概念がなくなって世界中の人が同じ条件で映画を見ることができるため多様な考え方ができ、多様化社会を目指している世界からすればもっとこのようなセリフのない映画ができるといいなと思いました」(ジブラー)

「▼「レッドタートル」についてもっと知りたい人は

ジブリ映画23「アーヤと魔女」(2021年)TSUTAYA DISCASで無料レンタル不可

「▼「アーヤと魔女」についてもっと知りたい人は

「アーヤと魔女」のみTSUTAYA DISCASではまだレンタルすることはできません。レンタル解禁を楽しみに待ちましょう!

まとめ

ジブリ映画作品は「アーヤと魔女」以外はTSUTAYA DISCASでレンタル可能!無料期間を利用してお得に視聴しましょう!

「ジブリ映画」はPandora(パンドラ)・Dailymotion(デイリーモーション)・YouTubeで見れる?

リスク画像

「ジブリ映画」の動画は

  • Pandora(パンドラ)
  • Dailymotion(デイリーモーション)
  • YouTube

では視聴できません。もし動画がアップされていても、それを見ることは違法です。

Pandora(パンドラ)・Dailymotion(デイリーモーション)を見るのは危険?

Pandora(パンドラ)・Dailymotion(デイリーモーション)はドラマやアニメ、映画などの本編動画が無料で見れる動画サイトです。でもその動画はすべて違法でアップロードされた動画です。

Pandora(パンドラ)・Dailymotion(デイリーモーション)で視聴することでPCやスマホ、タブレットがウイルスに感染しまうケースがあります。ウイルス感染をすると、PCやスマホ、タブレットが遠隔操作されたり、個人情報やカード情報が盗まれるという危険があります。

Pandora(パンドラ)・Dailymotion(デイリーモーション)視聴は違法!?

2020年10月に「著作権法及びプログラムの著作物に係る登録の特例に関する法律の一部を改正する法律」(令和2年法律第48号)が施行されました。

海外動画共有サイト(違法動画サイト)上にある、権利元未承認のアップロード動画をダウンロード視聴すると、罰則の対象になることが決定。罰則の対象の対象になるだけでなく、海外動画共有サイト(違法動画サイト)を視聴すると、フィッシング詐欺の被害、ウィルス被害に遭う可能性あるので要注意です。

そのため、Pandora(パンドラ)・Dailymotion(デイリーモーション)などの視聴は避け、公式配信で公開されている動画を楽しむようにしましょう!

※ページの情報は2023年8月7日時点のものです。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。

TVマガ編集部

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