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シネマロサ

自主制作映画の応援拠点にも【池袋駅から徒歩5分 CinemaROSA(シネマ・ロサ)】

2025年1月7日 by
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家で映画を観るのもいいけれど、たまには気分を変えて映画館に足を運んでみるのはいかがでしょうか?ミニシアターなら、他の映画館では上映していない特別な作品にも出会えます。

今回取材したのは、池袋駅から徒歩5分の場所にある「CinemaROSA(シネマ・ロサ)」です。

戦後から続く池袋西口にある映画館

シネマロサ

池袋西口に位置するCinemaROSA(シネマ・ロサ)は、戦後間もない昭和21年(1946)から続く歴史ある映画館です。

その歴史は、現在の「ロサ会館」ビルが建つ以前まで遡ります。当時、池袋エリアには『ロサ』『セレサ』『リリオ』と『シネマ東宝』という4つの劇場が存在していました。スペイン語で『ロサ』は薔薇、『セレサ』は桜、『リリオ』は百合という意味です。

しかし、戦後の再開発の区画整備で、『リリオ』および『シネマ東宝』が閉館し、『ロサ』と『セレサ』が現在の「ロサ会館」にその名を刻む形となりました。

そして現在も続く「ロサ会館」の完成は1968年。現在は、『ロサ1(2F劇場)』と『ロサ2(B2劇場)』という名前で親しまれています。

『ロサ1(2F劇場)』はクリーム色の壁紙とえんじ色のカーペットで温かみのある空間に、『ロサ2(B2劇場)』はシックなブルーの壁紙に囲まれ落ち着いた空間になっています。

自主制作映画の応援拠点

シネマロサ
▲ロサ1(2F劇場)のロビー

CinemaROSA(シネマ・ロサ)では、大手の映画も上映しつつ、ここ20年は自主制作映画の上映にも力を入れています。

支配人・矢川さんによると、上映作品の選定基準を一言で説明するのは難しいものの、「シネマ・ロサらしい作品」を意識して選んでいるとのこと。

また、監督やキャストによる舞台挨拶やイベントも頻繁に行われ、観客と映画製作者の交流の場にもなっています。

池袋西口エリアに住む人や、映画ファンが訪れる

シネマロサ
▲ロサ2(B2劇場)のロビー

池袋東口エリアは若者向けの雰囲気ですが、池袋西口エリアは住宅街で、昔からこの地に住んでいる人も多いです。CinemaROSA(シネマ・ロサ)には、池袋西口エリアに住む方がよく訪れるそう。

一方で、自主制作映画を目当てに訪れる映画ファンも多く、特別なイベントがあると全国から映画好きの人々が集まるそうです。

【教えてくれた人】支配人・矢川さん

「自宅で映画を見るのももちろん良いですが、劇場で見ず知らずの人と一緒に時間・場所・空間を共有する楽しさを、ぜひ味わって欲しいです。他の誰かと一緒に盛り上がれることが、映画館で作品を見ることの醍醐味のひとつだと思います。

また、映画館に訪れることは、自主制作映画の応援にもつながります。今後の日本映画界を担う才能を支えるためにも、ぜひ劇場で映画を楽しんでください。」

支配人・矢川さんのおすすめ映画

シネマロサ

大きな家

「俳優としても活躍する齊藤工さんが企画・プロデュースを手がけた、自動養護施設に関するドキュメンタリー作品です。

普通のドキュメンタリーであれば登場人物の過去について触れることが多いですが、この作品では、施設で暮らす子供たちの背景を全く明かさずに描いています。作品中で子供たちが語る範囲のことだけを切り取った、他のドキュメンタリーとは似て非なる作品です。」

※「大きな家」はCinemaROSAにて現在上映中です!

「元大学教授の老後の静かな生活に突如現れる「敵」をテーマにした物語です。

2024年の第37回東京国際映画祭で「東京グランプリ/東京都知事賞」「最優秀監督賞」「最優秀男優賞(長塚京三)」の3部門を受賞し、話題を集めています。

東京国際映画祭は、日本で唯一のFIAPF(国際映画製作者連盟)公認のコンペティティブ長編映画祭で、なんと邦画の受賞は2005年の第18回以来19年ぶりの快挙です。」

※「敵」はCinemaROSAにて2025/1/17から上映予定です!

タイムマシンガール

「CinemaROSAの自主制作枠で頻繁に上映している木場明義監督の最新作です。びっくりすると少しだけ時間を巻き戻してしまう女の子が主人公の、タイムスリップストーリーです。」

※「タイムマシンガール」はCinemaROSAにて2025/1/25から上映予定です!

CinemaROSA(シネマ・ロサ)情報

〒171-0021
東京都豊島区西池袋1-37-12 ロサ会館内
TEL :03-3986-3713
公式サイト

【アクセス】
池袋駅より徒歩約5分

【料金】
一般1,900円
大学生1,500円
高校生・中学生・小学生・幼児(3歳以上)1,000円
シニア(60歳以上)1,200円
障がい者および付き添いの方1名まで1,000円

【割引】
水曜サービスデー【毎週水曜日】一般・大学生1,200円均一
映画サービスデー【毎月1日(1月から11月まで)】一般・大学生1,200円均一
映画の日【12月1日】一般・大学生・シニア1,000円均一

【注意点】
映画館でのチケット・グッズ購入は現金のみ
※オンライン販売でのチケット購入はクレジット決済可能

取材・撮影:TVマガ編集部
ミニシアター探訪シリーズを読みたい方はこちら

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※ページの情報は2025年1月7日時点のものです。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。

TVマガ編集部

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