東中野に佇む客席96席のレトロなミニシアター【ミニシアター探訪vol.1】
家で映画を観るのもいいけれど、たまには気分を変えて映画館に足を運んでみるのはいかがでしょうか?
ミニシアターなら、他の映画館では上映していない特別な作品に出会えます。
そこでTVマガでは東京都内の素敵なミニシアターを取材。ミニシアターならではの映画の楽しみ方を紹介します。
目次
”ポレポレ”は「ゆっくり、のんびり」という意味
東中野駅にあるのはミニシアター「ポレポレ東中野」。
「ポレポレ」はスワヒリ語で「ゆっくり、のんびり」という意味。ゆっくり、のんびりしながら映画を楽しんでほしいという意味が込められています。
「ポレポレ東中野」は96席のシアターが1つあるのみのこじんまりした映画館。最大限お客様が映画を楽しめるようにとの思いから、天井を高く取っていて解放感があり、段差もあるためどの席からもスクリーンが見やすいのが特徴です。
上映作品はドキュメンタリー作品が中心
「ポレポレ東中野」は、前劇場の特色であったドキュメンタリー作品を中心に、自主配給の作品、新人作品など、多彩なプログラムを上映しています。
さらに、監督やゲストによるトークイベント、独自企画のオールナイト上映、テーマや俳優別に企画した旧作の特集上映など、ポレポレ東中野ならではの鑑賞体験を提供しています。
ワンスクリーンの小さな映画館ながらも、多くのドキュメンタリーを上映しているユニークな存在として、映画好きだけではなく、ジャーナリズムに携わる人々などに広く注目されています。
映画の余韻にひたるなら併設のカフェ「ポレポレ坐」へ
「ポレポレ東中野」が入るビルにはカフェ「ポレポレ坐」が併設されています。
キーマカレー、ホットドッグ、シフォンケーキなどのほか、ビールやワインなどのアルコール、コーヒー、紅茶、山口県祝島産のびわ茶といったメニューが並びます。
映画を観た後、そのままカフェに立ち寄るといった楽しみ方もできそうです。
【教えてくれた人】ポレポレ東中野支配人・大槻貴宏さん
ポレポレ中野の支配人大槻貴宏さんよりコメントをいただきました。
「いろんなジャンルの映画に触れるだけでなく、監督さん達と意見を交換できる場になっていけばいいですね」
ポレポレ東中野情報
東京都中野区東中野4-4-1ポレポレ坐ビル地下
03-3371-0088
公式サイト
【料金】
一般
¥1,900
シニア
(60歳以上)
¥1,200
大学生・専門学校生
(要学生証提示)
¥1,200
高校生・中学生
(要学生証提示)
¥1,000
障害者
(要手帳提示・同伴者一名まで)
¥1,000
小学生
¥700
未就学児
¥0
サービスデー(毎月1日・6日・16日)
※特別興行など適用外の場合あり。
¥1,200
各回指定席・定員入替制
【近日公開予定の映画】
・《特集上映 群青いろ》 3/23より開催
・毒親<ドクチン> 4/6公開予定
・94歳のゲイ 4/20公開予定
・アレクセイと泉【38年目のチェルノブイリ・1日限定特別上映】 4/26上映予定
・越後奥三面―山に生かされた日々 デジタルリマスター版 4/27公開予定
・ラジオ下神白 4/27公開予定
・ちゃわんやのはなし 5月公開予定
・骨を掘る男 6月公開予定
写真:ポレポレ東中野
※ページの情報は2024年3月25日時点のものです。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。