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【ドラマ語ログ】いとうあさこ・24時間マラソン後、足を引きずり観に行った劇場版「おっさんずラブ」の思い出

#宮地ケンスケ #ドラマ語ログ
2021年7月5日 by
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こんにちは、よしもと芸人・ニブンノゴ!宮地ケンスケです。ドラマ口コミサイト「TVログ」の読み物コンテンツ「TVマガ」で、連載がスタートしました。

この連載で私に与えられた役割はインタビュー!ドラマ好きな芸能人をゲストにお招きし、ドラマのすばらしさや、ドラマ話から派生する予想だにしないゲストのエピソードなんかを聞き逃さずしっかり文字に起こして、満足いく記事にしたいと思いますので是非ご贔屓にしていただければと思っております。

記念すべき1回目のゲストは、いとうあさこさん!

いとうあさこさんの思考より先に言葉が出る“情熱的なドラマ愛”は連載1回目にして神回と言っていいほど!
いとうあさこさんがはじめて観たドラマや、学生時代にハマったドラマ、この自粛期間中に観たドラマなど。とにかくドラマ!ドラマ!ドラマな内容になっております。

「北の国から」と「大草原の小さな家」は”ドキュメンタリー”と思っていた子供時代

宮地ケンスケ:いとうあさこさん、今期のドラマはご覧になってますか?

いとうあさこ:観てます!『BG~身辺警護人~』面白い!前回もすごい面白かったけど今回は木村拓哉さんと斎藤工さんのお話がメインじゃない?信頼度とかも更にパワーアップした感じが良いよね〜。より、現場も危険になってるから見応えがあるの!

宮地ケンスケ:大手警備会社が引き受けない案件を島崎(木村拓哉)達が遂行していってますもんね。ところでドラマ好きのいとうあさこさんが初めて観たドラマって何ですか?

いとうあさこ:子供の頃だったけど「あばれはっちゃく」かな。

宮地ケンスケ:すいません。私、観てないです(あわててネット検索)子供が主役のドラマなんですね!タイトルだけ聞くと時代劇かと…

いとうあさこ:これは面白かった!人気シリーズなんだけど特に初代がカッコよかったんだよ!「あばれはっちゃく」からドラマ観るようになったかな。次にハマったのが「北の国から」と海外ドラマの「大草原の小さな家」。どちらも自分と同じぐらいの子供が出ていたから、親近感あったのかも!

宮地ケンスケ:大草原の小さな家、僕も観てました。めちゃくちゃ好きだった〜。

いとうあさこ:これって大草原の小さな家あるあるかわからないけど何度も再放送されてるけど、なぜか最終回だけ観れない(笑)

宮地ケンスケ:わかります!僕も最終回観れてないです!(笑)

いとうあさこ:「北の国から」と「大草原の小さな家」を観てた幼少期の自分はドラマを観てるという認識ではなく、とある家族のドキュメント番組を観てると思ってた。まだ意識としてこれがドラマとわかっていなくて。生放送で今、アメリカではこんなことが起きていて、富良野ではこんなことになってるんだって(笑)

「スチュワーデス物語」のセリフは完コピ!「ポニーテールはふり向かない」は割り箸がドラムスティックがわり

宮地ケンスケ:中学・高校はどんなドラマにハマりました?

いとうあさこ:そりゃ大映ドラマ「スチュワーデス物語」ですよ!学校行くと昨日見た番組の話するでしょ?もうその頃はすぐ「スチュワーデス物語」(笑)みんな台詞、全部言えるからね。
(インタビューにも関わらずドラマのワンシーンを再現してくださる、いとうあさこさん)

宮地ケンスケ:アハハハー!活字インタビューにも関わらず動きを入れてやってくださりありがとうございます!

いとうあさこ:宮地くんは世代じゃないよね?

宮地ケンスケ:私も大映ドラマは観てました。「ポニーテールはふり向かない」が好きでした。

いとうあさこ:私も好きだった!ドラムのスティックがないから割り箸をポケットにさしてたな〜(笑)神的存在だったのは「スチュワーデス物語」で、その次に大好きだったドラマが「少女に何が起ったか」

宮地ケンスケ:おっ!小泉今日子さん主演のドラマですね。

いとうあさこ:今回の自粛期間中、ピアノ弾くのにハマって。「ロングバケーション」や「Age,35 恋しくて」の曲を弾いてたんだけど、何か物足りないと思った時に「そうだ『少女に何が起ったか』だ!」と思い出して。急いで劇中で弾かれていたショパン「革命のエチュード」とベートーベン「熱情」の楽譜を買って弾いてたの。

宮地ケンスケ:すごい!あの曲難しいんじゃないですか?

いとうあさこ:全然弾けなかった。その事をマツコさんに連絡したら、以前「弾いてみたい!」と思った事があったらしく。

宮地ケンスケ:ええ?!すごい偶然!

いとうあさこ:マツコさんはピアノの先生に「毎日8時間やって5年でやっと弾ける」って言われたらしい。だからマツコさんはやめたって(笑)

宮地ケンスケ:5年かかる… やはり、相当難易度が高い曲なんですね。

いとうあさこ:私が弾けるようになった暁にはマツコさんに石立鉄男さんのズラつけて「薄汚ねぇシンデレラ!」って言いながら来て欲しい(笑)でも遠い先になりそう…。

自粛期間中にハマったドラマは「愛の不時着」「愛していると言ってくれ」

宮地ケンスケ:自粛期間中はドラマ観ました?

いとうあさこ:かなり観てましたよ。韓国ドラマ「愛の不時着」は結構早めにイッキ見したし。あとは「愛していると言ってくれ」の再放送。当時キャーキャー言いながら観てましたけど50歳になった今も震え上がって観れた!

宮地ケンスケ:豊川悦司さん、カッコいいですよね。

いとうあさこ:トヨエツの指が美しい!無言なのに色気が凄い!人間の内側から出る色気と言うか。「悲しい」「好き」「怒ってる」を全部目だけで演じるのよ。

宮地ケンスケ:再放送で話題になりましたもんね。

いとうあさこ:確か1回で3週分を放送したの。「次の週まで待てるか!」って動画配信で見つけて一気に観てやったわ(笑)

宮地ケンスケ:豊川悦司さん、前田吟さんがタイプだとネットみました!

いとうあさこ:今の若い役者さんも素晴らしい人たくさんいるんですけど、年を重ねて改めてベテラン俳優さんの魅力に気づくこと増えてきてね。映画になるんだけど「男はつらいよ」の初作を観てないなと思って最近観たんですよ。前田吟さんは隣に住む工場の人でさくらに惚れていて。さくらにいきなりプロポーズして、どうせダメだからと工場やめますって言うだけ言って汽車に乗ろうとしてるところをさくらが追いかけてきてプロポーズを受け入れ結婚に至るんだけど。「あれ?こんなに素敵だった…?」って思ったの。

宮地ケンスケ:多分、その頃の前田吟さんは20代くらいですよね?

いとうあさこ:これが昔の映画の撮り方なのか山田洋次監督のこだわりなのかわからないんだけど寅さんにはピントが合ってんのに前田吟さんには合ってなくてずっとボヤッとしてんだけど、それでもカッコいいの!ピントが合ってないのにカッコいいってすごくない?!

24時間マラソン後、足を引きずり観にいった映画「劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~」

宮地ケンスケ:では、若手役者さんの中でいとうあさこさんが気になる人っていらっしゃいますか?

いとうあさこ:賀来賢人さん、いいですよね!なんでこんなコメディがイタくなくできるんだろ?って。あとは、柄本兄弟!イケメンなのか、そうでないのかって感じもいい!芝居に味があるんだよね〜。ドラマに出てるとずっと観ちゃう。田中圭さんも素晴らしいし。

宮地ケンスケ:田中圭さんといえば出世作は「おっさんずラブ」だと思うんですが、観てましたか?

いとうあさこ:もちろん!映画も映画館でみましたよ!去年の24時間テレビのマラソン走った次の日にガンバレルーヤの2人と行った。モチベーション上げるために走る前にチケット3枚買ってたんで(笑)

宮地ケンスケ:す、すごい!でも次の日に行きます?(笑)

いとうあさこ:私とよしこは足を引きずりながら映画館まで行ったよ(笑)

宮地ケンスケ:アハハハ!休んでまた後日とはならなかったんですか?

いとうあさこ:その日の夜に生放送で24時間マラソンの特別番組があったし、日中動いちゃおうってなって。

宮地ケンスケ:おっさんずラブは話題になってから観賞したタイプですか?それともオンタイムで観賞してたタイプ?

いとうあさこ:オンタイムで観てました。私がテレビに出始めの頃、田中圭さんと「逃走中」っていう番組で共演したことあるんだけど、その時に40歳のレオタード着たポッと出の私の遊びに全部付き合ってくれたの。「あ…この人は良い人だ」と思って…ずっと好きなの(笑)

宮地ケンスケ:私、一度も共演したことないですけど人の良さがにじみ出てますよね!

「3年B組金八先生」の薬物依存キャラを引きずって、八乙女光くんが心配

宮地ケンスケ:僕がジャニーズ好きなので、聞きたいんですが ジャニーズで演技が気になる人いますか?

いとうあさこ:山ほどいるんだよな〜。金八先生ずっと好きなので、いまだに八乙女光(Hey! Say! JUMP)くんのことは心配です(笑)

宮地ケンスケ:あれは役ですから(笑)でもあんな薬物依存という難しい役をしっかり演じてて素晴らしかったですよね。

いとうあさこ:丸山しゅう(八乙女くんが演じた役)はソーラン節を踊れてないんですよ。私の中で丸山しゅうは卒業できてなかった。でも何年か前の24時間テレビで子供達と踊る企画があって、そこで八乙女くんが大きな大漁旗を振り回してたの。それ見て、やっと丸山しゅうがソーラン節の一員になれたって(笑)八乙女くんに会った時、やっと卒業できたねっておもわず言っちゃったもん(笑)

宮地ケンスケ:その時の八乙女さんのリアクションはどんな感じだったんですか?

いとうあさこ:そしたら、お母さんからも全く同じメールがきたって言ってた(笑)

宮地ケンスケ:アハハハ!

いとうあさこ:だから、お母さんなのよ、私(笑)ジャニーズで言えば、同じHey!Say!JUMPの山田涼介くん。彼って器用だよね。

宮地ケンスケ:確かに。

いとうあさこ:特に「もみ消して冬〜わが家の問題なかったことに〜」が大好きで。コメディも上手。でも私が一番驚いたのは、あんなに心の声を顔だけで演じることができるところ。あれができる人ってそうはいないと思う。

宮地ケンスケ:顔の芝居も柔軟ですよね、山田さんって。

いとうあさこ:このコロナの自粛期間中で言うと「レンタルなんもしない人」のまっすー(NEWS 増田貴久)もよかった。テレビの中にいたのは本当にレンタルなんもしない人だった。まっすーのあの空気感に自粛中だいぶ癒されました。

ドラマのワンシーンを再現したくなる、主題歌に期待!

宮地ケンスケ:今後どんなドラマが観たいですか?

いとうあさこ:私、ドラマの主題歌が大好きなの。だから歌がいいドラマ、この歌を聞いたらドラマを絶対思い出すみたいな。例えば、久保田利伸さんの「LA・LA・LA LOVE SONG」が流れたら「南〜!瀬名〜!」って言っちゃうやつ。

宮地ケンスケ:それ、分かります!

いとうあさこ:歌が流れたら思わず、そのドラマのワンシーンを勝手に一人で演じてしまうくらいのドラマにマッチした歌を私は期待してます(笑)

いとうあさこ
東京都出身。1997年にお笑いコンビ・ネギねこ調査隊を結成。2003年に解散し、ピン芸人として活動を始める。自虐的なネタで人気を集め、数多くのバラエティ番組で活躍している。

ニブンノゴ! 宮地ケンスケ(みやじけんすけ)
芸人・構成作家。1976年生まれ、高知県出身。趣味はドラマ鑑賞、ジャニーズのチェック、体を鍛えること。

 

写真:新井鏡子
スタイリング:篠塚麻里
ヘア&メイク:長尾悠華

<いとうあさこさん衣装>
トップス:KILKI
パンツ、靴:スタイリスト私物

※ページの情報は2021年7月5日時点のものです。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。

宮地ケンスケ(ニブンノゴ!)

芸人・構成作家。1976年生まれ、高知県出身。 趣味はドラマ鑑賞、ジャニーズのチェック、体を鍛えること。

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