【ドラマ語ログ】3時のヒロイン かなでが選ぶ!嵐 二宮和也出演ドラマベスト3!
#宮地ケンスケ #ドラマ語ログドラマ好きの芸能人をゲストに招き、ドラマの話をたっぷり伺う「ドラマ語ログ」。
今回のゲストは第七世代の女性芸人のトップをひた走る人気トリオ「3時のヒロイン」のかなでさん!!
私がかなでさんと出会ったのは芸歴2年目、コンビを解散してピン芸人として活動してる頃。仕事で一緒になった時、よくドラマの話をしてたんです。今回のオファーも超多忙の中、時間を作ってきてくれました!
かなでさんがハマったドラマとは?そして、かなでさんの人生もまたドラマチックだった!
目次
小学生の頃、夢中になった「魔女の条件」と「やまとなでしこ」
宮地ケンスケ(以下宮地):初めて観たドラマって何ですか?
かなで:「魔女の条件」ですね。
宮地:うわーー俺にとってはつい最近じゃん(笑)もう芸人やってたし!当時何歳?
かなで:7歳くらいですね。
宮地:えーー?7歳??でも結構大人の話だったよ、あのドラマ。
かなで:私もいつもは9時くらいに寝てたんですけど、たまたま10時まで起きてて観たんです。話は終盤で、松嶋菜々子さんと滝沢秀明さんが手を握りあって逃げていくシーンだったんです。それが衝撃で…。
宮地:あれは名シーンだからね。
かなで:で、次の週から放送日は10時まで起きて待機するようになりましたね。
宮地:7歳で教師と生徒の禁断の愛を理解できた?
かなで:私、小さい頃からクラシックバレエとか習い事を結構やってたんで精神的にませてたと思います。私、お嬢様だったんで(笑)
宮地:自分で言うな(笑)じゃあドラマバージンは「魔女の条件」だったと言うことですね。そこからドラマにハマったかなでが次にハマったドラマは?
かなで:次にハマったのは「やまとなでしこ」です。
宮地:これまた大人のドラマ!
かなで:「やまとなでしこ」は小学校時代で観たドラマの中でぶっちぎり1位です。
ベストドラマは二宮和也主演の「Stand UP!!」
宮地:そうなんだ!じゃあ人生の中でベストドラマ1位は?
かなで:1位は私、決まってるんです。「Stand UP!!」です。
宮地:おお!嵐の二宮和也さんの主演のドラマ!
かなで:私、二宮さんの大ファンなんですよ。
宮地:存じてます。
かなで:二宮さんを好きになったきっかけもドラマでした。江口洋介さん主演の「涙をふいて」に二宮さんが出演されてたんです。私、ミュージックステーションで嵐が初登場の回を観たんですけど、その時の二宮さんの印象はクラスにいそうな男子だな〜と思いました。だから「涙をふいて」で二宮さんを観たときは「あ、あの人だ!」と言う認識で。ただ二宮さんの演技があまりにも素晴らしすぎてハマっていったんです!
宮地:二宮さんの演技はズバ抜けてますからね。でも確か「Stand UP!!」って2003年放送だから、かなでが小学生くらいじゃない?童貞とか理解できた?
かなで:よくわかりませんでした(笑)ハレンチだったのでさすがに家族がいる前では観れませんでした。ちゃんと観たのは中学生になってからです。「Stand UP!!」が深夜3時に再放送をしていて、そこでいろいろ理解しました。
宮地:どんなところが好きでした?
かなで:大好きな二宮さんが主役だったというのもありますけどストーリーも面白いし、演出が堤幸彦さんだからおしゃれなんですよ!
宮地:確かに!あの当時は革命に近かったよね!
かなで:童貞を捨てるだけがテーマじゃなく、一番大事なのは心だというメッセージもすごく響きました。
宮地:「Stand UP!!」に出ていた山下智久さん、小栗旬さんなど、ほとんどが主役級になりましたしね。
かなで:「Stand UP!!」は不動の1位です。毎年夏になると観たくなります(笑)
宮地:かなでが今、気になる役者さんはいますか?
かなで:超メジャーなんですが、菅田将暉さんがやっぱり凄いなと。映画「浅田家!」を観に行ったんですけど、菅田さんの役が素朴で普通なんですよ。あんなにいろんな役ができる役者さんなのに普通を演じられるってすごくないですか?
宮地:わかります。役者にとって普通って一番難しいと思うんだけど、菅田さんはそれも演じれちゃうんですよね。
かなで:女優さんだと、これまた超メジャーですけど長澤まさみさん。昔より今の長澤まさみさんの演技がめちゃくちゃ好きです!演技に厚みが出て、どんどん幅を広げてくるんですよ!「ラスト・フレンズ」に出てた頃は“THE女の子”という役柄が多かったけど、今は「コンフィデンスマンJP」や映画「キングダム」で強い女性も演じれるようになった。次はどうなっていくの?ってワクワクしちゃいます!
嵐・二宮和也との初対面、涙をこらえるのに必死だった
宮地:この連載の中で、マストで聞く質問なんですが、好きなジャニーズの役者さんは誰?もちろん二宮さんですよね?
かなで:二宮さんです!
宮地:実際お会いしたことあるよね?会ったときの感想は?
かなで:「嵐にしやがれ」で初めて共演させていただきました。その前に一度、収録スタジオで楽屋が近かった時があったんです。けど私は二宮さんとはどうしてもお仕事で会いたいという気持ちがあったので、すれ違うのを恐れ、楽屋から出られなかったことがありました(笑)
宮地:徹底ぶりがすごい・・・
かなで:その嵐さんの企画も「隠れ家ARASHI」というメンバー1人がおもてなししてくれる企画だったんです。会った時は本当に泣きそうなくらい感動したんですが、ここで泣いたら二宮さんを困らせてしまう…と思い必死でこらえたのは覚えてます(笑)
宮地:役者二宮和也さんの魅力はズバリ言うと?
かなで:ファンということを忘れてしまうくらい演技の魅力に引っ張られてしまうところです。演技がすごいから“二宮さん”じゃなく“その役の人間”として見てしまうんです。
宮地:わかる。すごいわかる。二宮さん出演ドラマでベスト3を挙げるなら何ですか?
かなで:1つ目はさきほどお話した「Stand UP!!」2つ目は二宮さんを好きになったきっかけのドラマ「涙をふいて」あと一つはめちゃくちゃ悩むんですけど…「流星の絆」ですかね。
宮地:いいチョイス!!
かなで:「山田太郎ものがたり」とか「南くんの恋人」も好きなんですけど、この2本はわーきゃー言いながら観てたんですよ。「流星の絆」はミーハー気分を抑えて二宮さんの芝居の素晴らしさを堪能できたというか。脚本もクドカンさんでテンポがすごくよかったですよね。
もしドラマのヒロイン役に選ばれたら、恋の相手役にしたい芸人は?
宮地:ガラッと変わった質問になるけど、かなでがドラマのヒロインに抜擢されました。相手役を自分で決められるとしたら誰にしますか?ちなみに相手は芸人とします。
かなで:それって有名かじゃなくてもいいですか?
宮地:もちろんです。
かなで:今、私とある芸人さんに恋してまして…
宮地:え、マジで?
かなで:その方には告白もしてるんです。フラれましたけど…
宮地:誰??
かなで:トキヨアキイのササさんです。
宮地:……ごめん。わかんない。
かなで:いいんです。いつもこういう流れになっちゃうので(笑)
宮地:ササさんを抜擢したらどんな内容のドラマにしたい?
かなで:できれば等身大の自分でいたいですかね。冴えないポッチャリさんがイケメンと恋をするっていう内容。相手の男の人も周りから「あいつなんかやめとけ」みたいなこと言われるんですけど本気で好きになっていくみたいなやつがやりたいです(笑)。
高田馬場駅改札で、別れを切り出され土下座する…ドラマチックすぎる出来事
宮地:かなでの人生で「これはドラマチックだったな〜」と思う出来事があれば教えてください。
かなで:私、今まで一度だけ彼氏がいたことがあったんですけど。その彼氏というのが元相方なんですよ。
宮地:すでにもうドラマチック!(笑)それって芸人界隈では有名な話ですもんね。相方が恋人っていうのはどうなの?
かなで:彼氏がお笑いに熱い人だったんです。あんまりカップルっぽいことをしてくれなかったんですよ。私は初めての彼氏で、大好きだったからチューしたかったんです。いつも「私はチューしたい」「俺はチューしたくない」で喧嘩になってました(笑)
宮地:別れの原因は何だったの?
かなで:ざっくりいうと性格の不一致。喧嘩も多かったです。今でも鮮明に覚えてますけど高田馬場でフラれました(笑)
宮地:大学生の街で?!(笑)
かなで:改札の前で。いきなり別れを切り出されて… 私は彼氏を失うと同時に相方も失うことになるとパニックになって彼の前で号泣しながら土下座しようとしたんですよ(笑)そしたらその姿見て彼が怖くなって高田馬場方面に歩き出したんです。私も泣きながら彼を追いかけて… 多分あの日、高田馬場一周はしました(笑)
宮地:かなで…怖いし、重いよ(笑)
かなで:私があまりにもついて来るから彼が「わかった。今から10秒後に走って逃げます」って(笑)
宮地:逃げる宣言?
かなで:はい。彼はカウントダウンを始めて「5、4、3、2、1」でビューーンって走って逃げました(笑)
宮地:アハハハー!有言実行だったわけだ!
かなで:今までに見たことないスピードで彼氏がいなくなって、膝から崩れ落ちた…っていうドラマチックなことがありました。
宮地:もう、それドラマ化できるよ(笑)では、最後に日本のドラマに期待することがあれば一言欲しいんですが。
かなで:「東京ラブストーリー」みたいな『ザ・王道』をこれから先、もっともっと作っていただきたいですし、そういうドラマを観てキュンキュンしたいです!!
3時のヒロイン かなで
芸人。1992年生まれ。東京都出身。趣味はダンス、映画鑑賞。女芸人No.1決定戦 THE W 2019優勝。
ニブンノゴ! 宮地ケンスケ(みやじけんすけ)
芸人・構成作家。1976年生まれ、高知県出身。趣味はドラマ鑑賞、ジャニーズのチェック、体を鍛えること。
写真:岡村大輔
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※ページの情報は2021年7月5日時点のものです。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。